豚コレラの感染防止に、佐久間町で県内初めての餌入りワクチン散布。
こんにちは。
浜松市の山奥で床屋をやっている 乗本和男です。
今日の朝刊をみていると、片隅のコラムに佐久間町の記事が載ってました。なかなか佐久間町の記事が載ってることが少ないので、佐久間町という文字だけでも見ると、敏感に反応してしまいます。さてそんな記事なんですが、実はあまりいいことではない記事だったんです。
最近よくニュースで見かける「豚コレラ」のことだったんですよね。この豚コレラというのは、何か名前だけ聞くと怖そうな感じですが、人間には直接的な影響はないみたいなんです。家畜の豚や野生のイノシシがかかると、命を失うそんな病気なんですよね。また豚コレラで死んだ豚肉を食べても、人間には全く影響はないみたいなので安心はしています。
そんな豚コレラの感染経路や伝染を防ぐために今回、静岡県で初めて佐久間町にて、家畜伝染病「豚コレラ」を餌に入れて、散布したみたいなんです。しかし散布の仕方も地表に置いた方が、食べやすくていいかなって思ったけど、そうすると狸や他の動物が食べてしまうみたいなんです。臭覚の鋭いイノシシだけに食べてもらうためには、深さ10cmくらい掘って埋目ないといけないんですよね。そして餌を食べたのを確認したら、捕獲して抗体の有無を調べるみたいです。
しかし人間が中心の世界だからしょうがないけど、本当は日本にはない、こういった豚コレラによって、自然界の生き物や、本当はありがたく僕たちの食卓に並ぶ家畜の豚が、死んで行くのは悲しい事件ですよね。こんなことはありえませんが、人間が国境を超えて行き来したり、貿易を盛んに行わなかったりしたら、こんなことも起きなかったのかなって思います。
早く野生のイノシシにワクチン入り餌を食べてもらい、豚コレラが広まらないようになって欲しいです。ただ山奥では、野生のイノシシの農作物被害も多数あり、色々と考えさせられることも多々あります。
この記事の投稿者
乗本和男