季節の変わり目のは「育菌」で肌をツルツルにしよう。

こんにちは。

浜松市の山奥で床屋を営んでいる 乗本和男です。

「この暑さは何!」2・3日前の気温が室内で38度という記録を更新した乗本家ですが、おかげさまで床屋という仕事の関係上、涼しいエアコンの中で過ごさせていただいています。でもそんなエアコンも気をつけないと、肌が乾燥してしまいトラブルになってしまうことがあるんです。

若いうちは何と言っても体力もあり免疫も高いので、多少の乾燥や刺激ではどうってことないんですが、40代を超えてくると、だんだんと免疫も下がって来て、刺激や乾燥に弱くなってくるんです。知らない人もいるかもしれませんが、ぼくたち人間の皮膚には菌が住んでいて、色々な雑菌や乾燥から肌を守ってくれているんですよね。

実は生まれ持っている菌があるだけど、それを「常在菌」といいます。その1つの菌の名前が「皮膚ブドウ球菌」といって、肌をアルカリ性に保ち、汗や皮脂を餌にグリセリンを作り出すんです。そのグリセリンが皮膚のバリアとなって、潤いを守っているんですよね。でも残念なことにこのバリアすらも壊し、大事な皮膚ブドウ球菌をなくしてしまうことをしてるんです。

それが泡が出る界面活性剤による洗浄です。それによって皮膚や頭皮にある大事な皮膚ブドウ球菌がなくなり、肌のダメージができてしまうんですよね。じゃーどうしたらいいの?ってことです。ただ水やお湯で洗うのもいいですが、僕が使っているのが「クリームズクリーム」なんです。泡ではなくてクリームで洗う全身洗浄剤なんですよね。ですから強い洗浄力で洗い流すことがないんです。

皮膚の汚れは劣化した皮脂です。それをこの「クリームズクリーム」は劣化した皮脂だけを流し、新鮮な皮膚ブドウ球菌の餌になるのは残しておくんですよ。その上に高級商品に入っている保湿効果の高い成分が、肌をしっかり保湿して潤いを与えてくれるんです。かなりの優れものなんですよね。
ですから僕のお願いは、洗浄力の強い洗剤は使わないようにして、肌の表面にあるバリアを壊さないものを使って欲しいです。

そしてこれからは「育菌」を意識して欲しいなって思います。そのためには、体力が落ちないようにして体調を整えていく、そして不潔な環境にしないでおく。これが崩れると肌のトラブルになりやすいので気をつけてください。そして「クリームズクリーム」で洗顔やシャンプーやボディーなど全身を洗うことで、皮膚を守ってくれる「皮膚ブドウ球菌」の餌になる新鮮な皮脂を残し「育菌」と「菌活」をして欲しいなって思います。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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