耳掃除のコツは垢を取るのではなくて、マッサージする。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

床屋とはサービス業です。僕はお客さんが気持ちよくなるサービスも売っています。その1つに耳掃除があるんですよね。耳掃除とはお客さんの耳にの中に溜まっている、耳垢を取るのではなくて、実はマッサージをしてあげてるんです。マッサージっていっても揉んだり押したりするわけではないんですよ。耳かきでお客さんの手が届かない痒い所をかき、耳の中を僕が耳かきで撫でるようにマッサージするんです。

よく病院やどこかで聞いたか分からないけど「耳掃除は自分でやってはいけない、ちゃんと病院に行って耳垢を取ってもらってください」って言われたっていうことを、お客さんからたまに聞くことがあるんです。でも僕はこのとは医師がいうように大事なことだなって思っているんです。その理由として、耳かきや綿棒で耳の中を掃除する人が一般的です。

耳かきや綿棒で耳掃除をする時に自分でやると、どうしても外から中に押し込むように動かしてしまうんですよね。それはどうしようもないと思うんです。だって自分では見えない所を掃除するわけですからね。本当は中から耳垢を内側から外に掘り出さなくてはいけないんです。でもなかなか自分でやると難しくて、ついつい掘り出すつもりが押し込んでしまうんですよね。

そんなお客さんの耳掃除をしてみると、押し込んだ耳垢が奥に固まってしまっている場合がりあります。そんな時はお客さんに言って、僕の方で気をつけながら取らせていただいてます。あまりにも奥にあった場合は、速やかに病院に行くようにお伝えしています。
こんな風にどうしても自分でやると、奥に押し込んでしまい、色々なことが起きてしまいます。ですから僕が進めるのは、行きつけの床屋さんに行って、月に1回ぐらいは耳掃除をしてもらうのがいいです。床屋さんなら、ちゃんと耳の奥から外に耳垢を出してくれます。

それと耳垢がなくても耳掃除をオススメします。それは耳垢を取るというより、マッサージをするんです。僕ねいつもお客さんの耳の中を見て、耳垢がいっぱいある人を掃除して、綺麗になった耳の中をマッサージするようにかくと、凄く気持ちがいいんですね、お客さんが寝ちゃいます。


今日書いたように、病院では鼓膜の付近まで綺麗に耳垢を取ってくれます。でも床屋は耳の中をマッサージしながら耳垢を取ってくれます。僕の店のお客さんも「気持ちがいい」と、いつも喜んでくれます。ぜひ耳掃除が嫌いでなかったら、行きつけの床屋さんで体験してみてくださいね。

それでは耳掃除は「気持ちがいい」いいから、自分でやらずに床屋でやってね。というお知らせでした。それではまた。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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