やっぱりオールディーズには、サドルシューズが似合う。

こんにちは。

オールディーズのおかげで楽しい毎日を過ごしてる 浜松市の理容師 乗本和男です。

僕が中学生の頃、愛知県豊橋市で初めて歩行者天国(ホコ天)が始まり、その時にリバイバルで流行っていたオールディーズな曲で、ダンスを踊っているロックン・ローラー(フィフテーズ ダンスチームかな)を、ホコ天の道路沿いにあったロッテリアからそっと憧れの眼差しで見ていたんです。見ていたのは同級生のお兄ちゃん。当時のダンスパーティーに突然現れては、優勝してくことから「ルパン」というあだ名が付いていたくらい人でした。

僕が中学1年生で、同級生のお兄ちゃんが中学3年生の時です。豊橋から引っ越して来たんだけど、当時の僕の通う中学校の男子は、みんな丸坊主と決まっていたんです。でもなぜか、同級生のお兄ちゃんだけは、紫色に染めたリーゼントだったんですよね。初めはビビりましたが、カッコイイなって思っていたんです。そんなお兄ちゃんが豊橋で踊りに行く時に履いていたのが、サドルシューズだったんですよね。僕もいつか履きたかったんですが、中学生の僕には買えないくらいの代物でした。

お兄ちゃんはオシャレで、豊橋に踊りに行く時には、色々と服装を変えていましたが、1番印象に乗っているのが、紫色のリーゼントにヒョウ柄のロングコート、靴はラバーソールを履いてました。まさに僕の住む田舎に革命を起こしてくれた先輩でした。そんなお兄ちゃんの部屋に同級生の弟と遊びに行くと、オールディーズ関係のものがいっぱいあったんです。その中に大好きなサドルシューズもありました。憧れのお兄ちゃんの部屋にサドルシューズ。まるで宝石箱のようなそんな部屋だったんです。

そして大人になり、やっと最近になりサドルシューズを買うことができたです。嫁さんと一緒にね。でもなんでサドルシューズがオールディーズの定番の靴なのか、不思議ですよね。実は1950年代から1960年代にかけて、アメリカの若者に流行ったカジュアルシューズだったんです。それと同じ時代に流行ったのが、オールディーズな曲だったんですよね。だからオールディーズを語る時に、サドルシューズが出てくるんです。

ちなみになぜサドルシューズなのか言うと、アッパーの色の切り替えしてある部分が馬の鞍(サドル)に似ていることから、この名称がついたんですよね。どちらにしてもリーガルのサドルシューズは革で重たいけど、やっと履けた靴、カッコイイから大事に履いていきます。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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