エルヴィス・プレスリーが天国に旅立った日。

1977年の8月16日にKINGことエルヴィス・プレスリーが天国に旅たちました。当時エルヴィスのことを知らない10歳の僕は、当時流行っていたラジオ番組でエルヴィス・プレスリーが旅立ったことを知ったんだけど、当時は全く興味がなかったので「ふ〜ん」てな感じで、聞き流してい他だけだったんです。その後オールディーズが好きになり、このラジオが誰のことを言っているのか分かったんです。

エルヴィス・プレスリーの最後の方は、尋常ではないくらいに太ってました。ファンになってから映像を観たんですが、当時同じ世代でファンだった母親とか父親は、誰に聞いたのか知らないけど、いつも「ドーナッツの食べ過ぎなんだわ」って言ってました。僕も正直な話いつもすり込まされて、ずっとそうやって思って来たんです。でもそんな食べ物でなったような太りかではなく、もしかしたらドラック(覚せい剤など)の摂りすぎで、体が太ったのかなって思ったんです。

でも実は番違うんですね。旅立った原因はどうも病院で処方された薬の飲み過ぎによるものらしんです。そのために不整脈を起こしてしまったんです。僕は当時のエルヴィスを観ていると、辛いものがありました。それはエルヴィスが42歳になっても、いつまでもKINGでいなくてはいけないというプレッシャーがあったんです。ですから自分の心と体との葛藤に、参っていったんでしようね。

色々な資料を見ると「エルヴィスは生きている」という都市伝説みたいなものが広がっていたみたいです。これだけでもエルヴィスの人気が凄かったことが分かります。

でも僕は晩年のエルヴィスにはあまり興味がないんです。それは若い時のエルヴィスを知っているからなんですよね。白人があんな直立不動のような歌い方をする時代に、激しくシャウトするエルヴィスに凄い魅力を感じていたんです。もし今でも生きていたら84歳くらいのおじいちゃんになってます。そんな姿を全盛期を好きだった僕が、好きになれるのか疑問なところがあります。でも生きていて欲しい気持ちも強いんですよね。

どちらにしてもやはりKINGです。50sの象徴といってもいいなって思っています。
エルヴィス・プレスリーが旅立った日が、僕の旅立った父親の誕生日というのも、何かの縁があるのかなって感じました。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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