フィフティーズな床屋, 暮らし, 雑感
昔からの言い伝えは、天気予報を上回る正確さがある時がある。
こんにちは。
浜松市佐久間町で理容師をやっている 乗本和男です。
台風10号の多少弱まったとはいえ、勢力が大きいままに北上しています。ここ浜松市の山奥は関係ないと思っていましたが、昨日の晩から時折強烈な風と雨が降るんですよね。四国から入り日本海に抜けていく台風だから、こちらはそんなに影響がないと思ったら、今日の晩あたりから本格的な雷を伴う台風がやってきそうです。
中心に近いと怖いというイメージがあるけど、中心より右側の方が風や雨が強くなり、注意したいんです。台風は時計回りと逆に回るので、右側は台風を動かす風と巻き込む風が重なり強い風が吹くんです。そして右側は暖かく湿った空気を海から取り込み、積乱雲をいっぱい作り、雨を振らせるんですよね。そうやって考えてみると、ここ浜松市の山の中はちょうど四国を通る台風にとって、右側に位置するんです。だから昨日からやたら強い風と雨が単発で来るわけです。
僕が小さいとこには天気予報も今ほど正確ではなくて、地元で伝わってきた言い伝えの方が、正確な台風情報だったことを思い出しました。「台風が来る来ない・近づいて来る来ない」なんてのも、雲のスピードや流れている方向によって、昔の地元の人は予想をしていたんです。ですから僕も自然にその読み方を覚えてしまったんですよね。
僕の住む浦川の町には、隣町の東栄町と繋がっている大入渓谷という場所があるんです。その場所は僕の町から北方向にありまして、そこに雲が流れ出すと台風が来るというお知らせだったんです。そしてそこに入っていく風の速さで台風の距離が分かったんですよ。ですから台風の時に、よくおじいちゃんと話していると、空を見て判断するおじいちゃんの方が、テレビより地域性が高く当たってましたもん。そう考えると凄い知恵だよね。
それに僕たち鮎の友釣りをやっていた頃、釣った鮎の腹の中を見ると、天気が良くても砂を腹に溜めていることがあるんです。すると2・3日中には大雨や台風が来ることが分かったんです。自然の中で感じる不思議なことや言い伝えって、結構当たるんですよね。
浜松市の山奥から、おはようございます。
お盆には、のんびりと #JR飯田線 の秘境駅を回ってみたい方も多いんではないでしょうか?
台風10号の影響が気になりますが、今のところJR飯田線は平常運転しています。
ただこれから雨足が強くなっていきますので、ニュース等気をつけて見ていてくださいね。 pic.twitter.com/X0JmSwNezw— 乗本和男 (エルヴィス)【フィフティーズな床屋の店主】 (@tokayanori47) August 14, 2019
今日は時折、強い風と雨が降ります。雲の流れを見るとやっぱり大入渓谷の方に早いスピードで入っていますから、今日の晩にはかなり強い雨風がきそうな感じです。まずは気をつけて避難勧告や身の危険を感じたら、避難所に行ってくださいね。
それでは台風情報に気をつけてお過ごしください。
この記事の投稿者
乗本和男