僕たち理容師は、ゲートキーパー。
こんにちは。
一昨日書いたブログにうつ病のこと少し書きました。このうつ病ってなかなか見抜けないこと多いんですよね。自分ではおかしいと思ってないことが多いみたいなんです。
特に季節の変わり目などは、気分的にも少し変化についていけないそんな人もいるんじゃないかなって思っている 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
僕たち理容師は、いつも常連の客さんの髪の毛をカットしたり、毛染めしたり 、パーマかけたりしています。そして、その時間の中でお客さんと色々な会話をするんですよね。
お客さん本人がすごく大事に思ってること、本当に辛く思ってることそんなことをリアルに頭の後ろに立っている僕に話してくれるんです。
僕もそんな話をされますと、自分なりの思いを言ったり(大したことは言えないかもしれませんが。(笑))自分の経験のことをお話ししてお客さんと同じ目線で話したりします。
☑お客さんの変化
やはり色々なお客さんと接していると、みなさん性格も違うし考えも違います。そんなお客さんがいつもと違う雰囲気をだしてることがあるんですよね。
例えばいつも元気に明るく話してくれるのに今日はなんとなく元気がないとか、いつもおとなしいお客さんなのに変に大きな声出して明るく見せていたり。
それに変化がある訳でもないのですが、僕の感でしょうか何かおかしいなってことは
よくあります。
お客さんも人間ですので、色々な悩みを持っていると思います。でもなかなか人には言えず苦しんでいる人も多いんですよね。
本当に心の病になりかけてる人の悩みを自然に聞き出せるのではないかなって思うんです。なぜなら僕たちは、カミソリをお客さんの喉に当ててお金を頂いてる商売です。
相当な信用がないと、こんなことはさせて頂けませんよね。
☑悩みって聞いてあげるだけでもいいんです。
カットしている間にまずお客さんの変化に気がつきます。そしてストレートに聞かないで少し遠回しに相手の悩みなどを探って行きます。
でも、その時間で解決しなくてもいいです。お客さんの悩みを聞いてあげるだけでも
すごく顔色が変わって元気になって帰られる方もみえます。
お客さんの根本的な悩みを解決できないかもしれませんが、聞いてあげることで
お客さんの心が少しでも楽になれば、それでOKだと思っています。
でも本当に危ない感じの人は「病院に行ったほうがいいよ。」と優しく言っていますが、まだそんな方はここではいないので安心しています。(笑)
まさにゲートキーパーとはうまく言ったもので、お客さんの心の悩みを聞いてあげて、それに少しのアドバイスをしてあげることが、心の病に入る前の大事なゲートだと思いまいした。
これからもそんな悩みのある方を、お客さんとの話しの中で見つけ出し聞いてあげることで楽になってくれたらいいな〜と思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事の投稿者
乗本和男