林業の将来に女性の力が必要です。
こんばんは。
もう何日も寒い寒いと言い続けて本格的な冬に入ってきました。このぐらいの寒さがいつもの気温みたいですね。
決して特別寒いわけではないのですが、今までが暖かすぎて急に寒くなったのでそう感じるのかもしれません。
これだけ冷えると昨日ブログで紹介した「すいとん」がぴったりの晩御飯になりましたね〜。(笑)
でも、ちょっと雪が降るのを期待しちゃう 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
最近は佐久間町のことお伝えしてなかったので、佐久間町の財産である山林の事書いてみますね。
☑佐久間町の山林
佐久間町は山々に囲まれた町です。特に僕の住んでいる佐久間町浦川は盆地になっていまして、ぐるっと見渡すと全て山しか見えません。(笑)
山に囲まれた町だから本当は林業が盛んになり、若い人たちが好んで林業という仕事についてくれると嬉しいのですが、
危険と肉体労働で人気がなく、なかなか若い人達がいないのが現実です。
お客さんの中には、山で働いてる人が何人かいるんですが、そんな中に戦後間もなくから山で働いていた人がいます。
いつも髪の毛をカットしながら昔の山のことを色々と話をするです。
昔から、下刈り(木が育つように木の下の草を刈る)間伐(木を大きく育てる為に木の間引きをすること)枝打ち(木をまっすぐ大きく育てる為)するんですが
一番大変なのが、伐採した木をトラックのある下の道まで運ぶことだったんです。
今は林道が整備されてかなり山の高いところまで繋がっているので木を出すことは昔ほど大変ではないかもしれません。
昔は林道が高いところまで来てなかったので、伐採した場所から人力で運んだんです。
その運んだ道具を「木馬(きんま)」と呼んで、引いて出した人を「木馬引き」と言ったみたいなんです。きんまとは木製のソリです。
僕も初めて知りました。
相当な労働力だと思いますよ。それにかなりの技術が必要だったみたいですね。
きんま引きのこと考えると、今の林業はすごく楽な感じがするんですが、それでも若い人が林業に就かないんですよね。
☑林業にも女性の力が必要
自然の中で仕事をすることで少し危険な部分もあるのですが、自然に触れ合える凄くいい仕事だと思います。
益々これから高齢化していき一人一人の労働力の価値観が上がっていく感じがします。
現代的な新しい仕事もいいですが、一日中自然を相手にしながら仕事をするのもすごくいいなって思いました。
最近は男性が今までやってきた仕事を女性がやることが増えてきました。
そう考えると山林の仕事も女性が入ってくると華やかになり、若い人たちの目線も変わるかもしれないなって思ったりします。
そのことに少し期待したいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事の投稿者
乗本和男