特許を取った草刈り機

お客さんから、草刈り機に取り付ける頭の部分を新しく作り、特許を取ったという話は去年の秋に聞いたんです。その前から色々と使いやすさを追求して、時間がかかったんでしょうね。その使い方を特許に申請できるのかということを、もう2年間も前から試行錯誤して、ついに認めてもらったんですよ。

そんな話を聞いた去年のうちにSNSやブログで投稿しようとしたら「ちょっと待って欲しいと」言われまして、それはまだ商品自体ができてないし、作ってもらい依頼する会社も決まってないから待って欲しいとうことでした。それからヘアカットに来るたびに「どうですか?試作品はできましたか?」と聞いてはいたんですが、なかなか時間がかかったんです。その理由は、本人自体がお金を儲けようというよりも、自分が納得した製品を作ってくれる会社見つけ、依頼したかったからなんです。

そしてその間に、特許を取った製品の素晴らしさを決める大会が、あったみたいなんですよね。それは商工会から出して欲しいと依頼されて出したら、賞を取ったのは大手の会社ばかりでしたが、個人で1人だけ間木さんだけが賞をもらったんです。そのくらいこの草刈り機の頭の部分の発明は画期的だったんですよね。

昨日ヘアカットに来店する予約の電話を頂いた時に、僕の草刈り機の頭の部分が壊れたと言ったんです。そしたら「それなら試作品ができたから使ってみて」ということで、持って来てくれたんですよ。そしてどこが特許なのか問うことや、使い方を説明してくれました。特許自体はこんなことなんだって感じなんです。でもそんな簡単なことになかなか気がつかないんでしょうね。だから特許を取ることができたんですもん。

今回は試作品ということで、材料費を減らす意味で本体を鉄で作ってあります。本物はアルミで作るみたいなので、凄く軽くなるしサビもこないから安心に使えますよね。そして草刈り機の頭の部分を変えて、紐のつけ方を習いやってみました。紐を装着するのが凄く簡単で、こんなんでいいのかなーって思ってしまいますが、ビクともしません。これはいい!

知っている人はわかりますが、7mmクラスの紐を使って草刈りができます。もうエンジンをかけて回したら凄い迫力です。茎が相当太いものでも切ってしまうでしょうね。どちらにしても、こんなに簡単に装着できて、こんなに力強く枯れる草刈り機は今までないかもしれません。きっと7月くらいに発売になりますので、今までの草刈り機に満足してなかった人は、楽しみにしていてください。

それではまた。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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