フィフティーズな床屋, 佐久間町の紹介, 暮らし, 雑感
ついに繋がった国道473号線原田橋で、楽しみなこと。
天気も続き陽気が良くなって来て嬉しけど、これから6月に入ると嫌な梅雨の季節になります。この梅雨の季節は雨の降水量が多くて、僕たち佐久間町の住民には、大変なことがおきてしまうんですよね。それは国道473号線原田橋の落橋が、今から4年前に起きて以来、ずっと仮設道路を使っているんです。
話すと長くなってしまうんですが、簡単に話すと元の橋が落橋して、新しい橋を横に建設していたんです。そしてあともう少しという時に、岩盤の崩落によってその橋も落橋してしまい、また初めから作り直すことになったんです。それは元の橋からかなり下流に作り、かなり高いところに橋をかけるというものでした。その橋が予定では今年度いっぱいで完成するんです。
それまでにかかった時間は5年間になります。その間は、原田橋下流に天竜川を横切る仮設道路を作ったんですよね。その道をガードマンの指示に従って渡るのですが、タイミングによっては20分ぐらい、待つこともあるんです。そして1番のネックは雨が降ったり、大雨注意報が出た瞬間から、仮設道路は通行止になっれしまうんですよね。
ですから今までこの道を生活道路にしていた僕たちは、迂回路とは呼べない、険しい林道を通って行かなくては行けなくなったんです。工事の進行も雨による佐久間ダムの放水や、警報のせいでその期間は工事ができないんですよね。だからどんどん建設期間が伸びていってしまったんです。
そしてその雨や警報が出ている間は、通行ができなくなります。長い時には2週間も通行止になったことがあります。そうなると生活は大変になり、天竜川を渡って仕事に行っている人は、町を離れて交通の便のいいところに引っ越してしまったりしてました。こう行ったことも重なって人口の現象が続いたんだなってことは間違いがありません。
その原田橋が、ついに繋がったんです。後10ヶ月あまりを残して繋がりましたが、これから橋の上の工事が主流になるので、雨や警報を気にしないでできるので、予定どうりに完成する感じなんですよね。この原田橋の完成や三遠南信道が繋がることで、佐久間町にも少しだけ明るい兆しが出て来ました。それと浜松市の中山間地域の政策「ウェルカム集落」を使い絡めて、移住者を呼び込める町にできたらいいなって思います。楽しみです。
この記事の投稿者
乗本和男