兄弟もお互いを認め合うことで、繋がりがまた強くなる。

まだ幼い頃は弟との関係は、兄・弟って感じだったけど、社会人になりお互いに家族のために働いていると、兄弟というより男同士の関係になってくるから不思議なんだよね。だから今まで兄貴の僕としては上から目線で話していたことも、最近は同じ目線で話すようになってきた。これが当たり前かもしれないけど、上下関係って親が作ってきてくれたものだから、なかなか年齢がこないとそのことを理解できないかもしれないです。

 

さて僕とあまり性格が似てないから、同じことで遊んだ記憶が少ないんだけど、よく小さい頃は、命令して買い物とか言いつけてましたね。「お菓子を買ってこい」って言って、でも買ってきたらちゃんとお駄賃はやった記憶があります(多分)そんな曖昧だけど、小さいながらにしてもちゃんと上下の関係がありました。親とかおじいいちゃんが僕が長男で床屋の跡取り(乗本家の初めての長男)ということもあり、色々な意味で優遇されていたんです。

弟には申し訳なかったけど、本当に僕と弟では、おじいいちゃんとか親の接し方が違っていたような感じがします。そのくらい長男として期待されていたんですね。でもこうやって見るとあたかも長男の方がいいように感じるけど、凄いプレッシャーはありました。何をするにしても期待されていましたから。そんなプレッシャーのために少し学生の時には、日常から逃げて遊び呆けていた時もありました。そんな気持ちは弟には分からないし、お互いにその立場になってみないと分からないこともいっぱいあるんですよね。

でも不思議で弟が社会人になり、結婚して一家の大黒で頑張っている姿とか、仕事で頑張って話を聞いたりしているうちに、だんだんと1人の大人というか同じレベルというか、弟としてではなくて1人の男性として見れるようになってきました。やはり幾つになってもこの上下関係は変わらないかなって思っていたけど、こうやって一丁前な生活をしてると、お互いに認め合い尊敬しあうことで、兄弟としてではなくて、男と男としての付き合いになって行くんですね。

今日はそんな弟と久しぶりに一杯やります。10連休の長いゴールデンウイークをどうやって過ごして行くのか、聴きながらつまみにして楽しみます。それではまた。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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