春の料理は一手間かかるけど、美味しいんだよね。

この前スーパーに行っときに、初カツオが並んでいました。大好きな初カツオです。秋の戻りカツオとは違い、身が赤く綺麗で油がほとんどありません。脂質をあまり食ない僕にとって、この初カツオは食べれる魚の数少ないものなんですよね。そのくらい楽しみな魚なんです。

昨日は母親が隣の店屋で近所のおばちゃん達と喋っていたら、知り合いのおじさんが「タケノコいるか?って言ってきたらいいんです。けっこうずうずうしい母親は早速「ちょうだい」って言ったら、くれたみたいなんですよ。その後にお礼をしたから、そこらへんで売っているくらいの値段がかかってしまったみたいなんですけどね。でもそのおじさんの気持ちと、朝掘りの大好きなタケノコを、今年初めてゲットできたので値段には変えられません。

 

そんなタケノコをもらって喜んでいたら、今度はなんとワラビをもらってきたんです。そこで早速タケノコのアク抜きをしてもらいました。昨日やったんだけど、結構時間がかかるんだよね。グツグツと茹でながらアク抜きをする時間が半端ない。でもこうしないとアクが強いし、柔らかくならないからしょうがないよね。でも手間がかかるだけ、食べる楽しみも増えます。

そして今度はワラビのアクだしです。昨日のタケノコは灰汁でやったけど、ワラビは重曹でアク抜きをします。なんでだろうと母親に聞くと「私は昔からこれ」だって、みんな色々なやり方があるんだよね。でもほんと面白い、だって春のものってほとんどこのアクってのがあるもん。だからそれを取り除くことをするんだけど、その行為もなんか春だなって感じがする。

今日はワラビは食べれませんでした。時間をもう少しおきたかったからね。でもタケノコはいただきましたよ。それも僕が1番大好きな方法で料理してもらいました。それは鰹節とだし汁で煮るだけなんです。ちょっとアクセントに鷹の爪を入れるのがポイントかな。ちょっとした辛味がアクセントになって、またまた食欲をそそるんです。

春の食材は一手間かかるけど、それが春らしさを醸し出してる感じがします。春の季節は、これからどんどん美味しいものができるから楽しみです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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