飲み屋に時計は置いてないが、床屋に時計は必要だった。
こんにちは〜。
今日も引き続き暑い日になりましたね。店に来るお客さんの全員が店に入るなり
「ここは涼しくて気持ち良いな、外とは別世界だ」
何て言います。
ほとんど店の中にいる僕ですから暑い日も暑さを感じませんが、カットした髪の毛などを外に出しに行く時だけは、涼しい店から出る分だけ暑さは倍増しで感じてしまうんですよね。
<イメージ>
さてさて、これだけ暑いと仕事が終わった後に飲む晩酌のビールがすごく楽しみになります。特に風呂上がりで飲む冷た〜いビールはまた格別に美味く感じます。
たまには家飲みばかりではなく、外に飲みに行きたくなるもあるんですよね。
そんな時は色々な理由を作って仲の良い友達と一緒に近所のスナックに行くんですよ。
スナックに行くとお酒もすすみ友達との会話も弾んでしまい、ついつい時間を忘れて午前様なんていう時があります。
そうスナックには時計がないんですよね。
スナックに飲みに来た時ぐらい時間を忘れてゆっくり飲んでほしいという理由からだと思うんです。
でも面白い事にボクの行きつけのスナックには時計が置いてあるんですよ。
お客さんのローテーションを良くする為なのか、ただスナックのマスターが高齢の為にお客さんにいつまでも居られるとつ辛いから置いてあるのか。(笑)
ただどちらが正しいか分かりませんが、駅に近いスナックだけにお客さんが電車の時刻を気にして置いてあるかもしれません。
これも客商売としてのお客さんに対する心使いですよね。
なら床屋には時計が必要なのかという事になります。
新装開店してから予約優先にさせていただいてます。そのため時間はこちらの方で調整できるんですよね。今の店の状態では、カット・顔剃り・シャンプー・ブローのお客さんを基本に一時間の時間を取っています。
少し時間が長いように感じるかもしれませんが、お客さんとのコミュニケーションをとりながら仕事をさせてもらうと、どうしてもそのぐらいの時間は欲しくなるんですよ。
予約優先という時間の範囲を決めた仕事ですから、どうしても時間を見れる時計が欲しくなるんですよね。まさにお客さんのためというよりボクのために置いてあるみたいな感じになってしまってます。(笑)
本当の理由は、店も駅前にあるし高齢の方は浜松市の「ふれあいバス」を使い来てくれる人もいます。お客さんは電車やバスの時間に合わせてやってもらいたい人もいるんですよね。そんなお客さんのために置いてあるんです。
スナックと同じ客商売として考えると、床屋にも時計は必要ないかもしれませんが、色々な条件のお客さんにとっては必要になります。
ということで床屋には時計は必要という事になりました。
それでは、また〜。
この記事の投稿者
乗本和男