耳の遠い高齢者のお客さんは、電話だけでは予約が大変なんです。

予約にしてから電話対応とSNSでの受付が中心になってきました。ただ電話対応の時に困ることがあるです。それはお年寄りからの予約電話の時なんですよね。耳が遠いせいで、なかなか予約時間が決まらないことがあるんです。

ある日、仕事をしていると一本の電話が鳴りました。もちろん仕事をしていますが、出る人が僕しかいなので、お客さんにお断りをして「はい。乗本でございます」と受けごたえをしたら受話器の向こうから「乗本さんだね、今から行くで頼むね」って予約の電話が入ったんです。

えーっ!この後も他の人の予約が既に入っているので、時間を変えてもらおうと「すみません、今からまたお客さんがみえるので、時間を変えてもらってもいいですか?」すると「はい、分かったでね今から行くで頼むね」って、全く受話器の向こうのお客さんには僕の説明が届いてないんです。その後も一生懸命に変えてもらえるようにお願いして、なんとか次の日に変えてもらえました。

このなかなか伝わらない原因は、お客さんが強度に耳が遠かったことが原因でした。前には予約時間を一方的に言われて「ありがとね、頼むね」って電話をいきなり切られた時があったんです。そのお客さんは自転車でいけるくらい近くだったので、自宅まで行って説明をして行って来たんです。そのおかげでちゃんと理解してくれて、新しく予約時間を入れてもらいました。

予約をしてくれるのは嬉しいのですが、なんせお客さんの耳が遠すぎて、電話では会話にならないんですよね。いくら耳が遠いと言っても、予約優先なので適当に返事はできません。ちゃんと時間どうりにお客さんに来てもらわないと、他のお客さんに迷惑がかかってしまいます。ただこう言った高齢者の方は悪気はなく、耳が遠いだけでなので難しいんですよね。

耳の遠い高齢者の方は、僕がお願いしていることもあるのですが、電話ではなく買い物ついでとか、来店の日に次の予約を入れてもらっています。誰でもいずれ高齢者になると、耳が遠くなっていきます。もっと高齢者のお客さんにとって、良い予約方法を考えないといけない思いました。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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