山奥の人口を増やしていく!それがウェルカム集落です。

先日僕の店に来てくれた、浜松市移住コーディネーターの紗由美ちゃんが「ウェルカム集落」という、移住者の受け入れ活動する自治会を、支援してくれる制度があるってことを教えてくれたんです。僕も地元自治会の役をやっていて、状態を知っている立場でいるので、空き家の多さは知っていました。

でもその空き家を、大家さんから借りれたり買い取ったりとすることが、容易にできたらいなっていつも考えていたんですよね。個人でやれることってしれています。でも毎日SNSで、僕の考えや思いを発信していたことで、紗由美ちゃんと知り合えて、こう言った情報を知ることができました。

一昨日のBlogに書いたように2015年から2019年までの4年間に、800人の佐久間町の住民が流失もしくは亡くなっています。人口が2015年の時に4102人だったんですよね。10万人人の街ならまだ800人の減少ならしれてますが、4102人からの800人は凄まじいものがあります。

町の中は高齢者の方で溢れています。若者や子供の声を聞くことなんて珍しいくらいなんですよね。そんな町が浜松市との合併によって、どんどん輪をかけて衰退しているんです。町の声を聞いても「人がおらんねー」「猫の子一匹通らんじゃん」「5年後はどうなっとるだかねー」そんな悲観的な声があちこちから聞こえて来ます。

でもそう思いながらも、ではこの町をどうしたら、昔みたいにまたに賑やかくすることができるだろうか、そんなことも考えないと言うより高齢者が多すぎて思いつかないんですよね。僕は仕事柄、色々な住民の方の声を聞くチャンスがあるんです。そこでこの「ウェルカム集落」が市の方から発表された2年前に、自治会の役をやっていた人に話を聞いたんです。

そしたら「自治会にそう言った話はあったから、自治会で話し回覧板で回したよ」ってことだったんです。でも区民も関心がないから気に留めないんですよね。この制度は自治会にとっても、家を貸したり売ったりする大家にとっても、凄くいい制度だと思うんです。なぜならこの制度を使い、移住者が6ヶ月間以上その自治会が紹介した家に住むと、大家さんには20万円支度金として市からもらえます。自治会の方には移住者1人につき10万円が市から入るんです。

けしてお金が目的ではありませんが、貸す方、借りる方、その自治会に住む人みんなに、メリットがあることがいいなって思っているんです。ぜひこの「ウェルカム集落」を登録して、もう一度元気のある自治会にしたいし、佐久間町の全体自治会でやることで、佐久間町全体が人口2万人もいた時代の賑やかさを取り戻せたら嬉しいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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