来年の春に完成、佐久間町の天竜川に架かる原田橋。
浜松市佐久間町の天竜川に架かる国道473号線「原田橋」が崩落してから、今月の31日で丸っと4年たちます。時間だけが過ぎてますが、原田橋の完成は、まだ来年度の年度末までかかるみたいなんです。
町をつないでいた橋の崩落により、通勤通学や通院などがとてつもなく不便になってしまい、町の人口の減少が勢いよく加速したんですよね。橋が崩落した2015年の1月1日時点で、4102人だった人口が、この4年間で3342人。崩落前は1年間で150人ぐらいの減少だったんですが、事故からは4年間で800人近くが流出してしまっているんです。やっぱり通勤や通学が不便で、生活が不安定と感じているんですよね。
雨が降ったり洪水警報が出たりすると、原田橋の仮設道路は通行止になります。僕が住む浦川という町は、天竜川を渡らないと、町の学校や役所や病院にいけないんです。だから雨が多くなる5月頃から10月くらいまで、通行止が頻繁に起こると、生活に不便さを強く感じるんですよね。
でもいくら文句を言ってもスネても、どうしようもないです。工事関係者の方は、寝る間も惜しんで工事を続けてくれてますしね。そのかげで原田橋の形が見えて来ました。橋の崩落で市の職員の方が2名も亡くなり、そのあと旧原田橋の横に無理に作った橋も、土砂により完成まじかで崩落してしまい。別の場所に移して、新しく出来上がってきた橋なんです。
この橋が完成することで、来年度から僕たちの生活も、少しは不便さから解放されるかもしれません。そうなればこの佐久間町から出て行く理由も減るわけです。この新しい原田橋が佐久間町の住民の生活を安定させて、町外から移住する人を増やしてくれたら嬉しなって思います。
そんな来年の春が待ち遠しいです。
この記事の投稿者
乗本和男