50歳近くになり支えてもらった地域に、どうしたら還元できるのか考えてみました。
こんにちは〜。
昨日と打って変わり今日は涼しくなりました。厚い雲の隙間から青空が顔を出してますが、秋の日差しはあまり暑くないような感じがします。来週来る台風が気になりますが、衣替えなどして季節の変わり目には風邪をひきやすいので気をつけてくれると嬉しいです。
田舎は少子高齢化が早い
さてさて、ボクの住んでる佐久間町は少子高齢化が進み、すごい勢いで人口の減少が続いています。地元浦川に住でいる人達も高齢化してきて、気が付いたら子供たちが自分の住んでいる街に親を引き取り(施設に入れるかもですね)空き家が多くなってきました。
そんな空き家もほっておくと時間が経つにつれて劣化していき、人が住めなくなってしまいます。そしていずれは周りの家の人達に迷惑がかかるんですよね。中には出ていった家を壊して更地にしていってくれる方も見えますが、解体料も安くないのでほとんどの皆さんはそのままにして町を出ていってしまうケースが多いです。
そんな事情をみていて何かいい方法はないかなって考えてはいたんです。そしてある時お客さんのなかで不動産関係の人がみえて、髪の毛をカットしながら空き家のことを話していたんです。
新しい空き家の使い道
そしたらそのお客さんからこんな言葉が出てきました。「実は空き家を探しているんです。」ボクはその時は何も感じないで「はい」と相討ちをしただけだったんですが、そのお客さんが「空き家を使い、浜松中心や都心などで、もし大きな地震が来て家が壊れたりして住めなくなったりした時に、その方が気を使わなくて使えるシエルターの様に使う家を探しているんです」と言うことでした。
なぜそんなことを思いついたのかって聞いてみたら「知り合いの人が阪神大震災に遭遇したんです。でもその時に親戚や知り合いの家に一時的でも住まわせてもらったらしいのですが、いくら親戚や親しい友達でも凄く気を使い、震災と合わせて体と心がとても疲れ苦しかったらしいのです。」
そんな話を知り合いの人から聞いたらしく、だったらこれから起こるであろう地震に備えて、もしかの時のために安く維持できるシェルターのような別荘のようなものがあれば気を使わなくて暮らせるんじゃないかなって考えたらしのですね。
ここも地震が来たらどうなるかわかりませんが、津波や放射能の心配はいらないかもしれません。そんな話を聞いた時に、もし空き家になって管理できず、もう使わない家があったら、このお客さんに紹介して買ってもらい管理してもらった方が、家や地域の人の為にもなるしいいかなって考えたんです。
地域の人の為にできること
そんなある日、ボクのお客さんで製材所をやっていていた方がいて、何年か前に止めてたんですが、そこの土地が何百坪という敷地があるんです。その土地をどうにかしたいっていつも言っていたんですね。そこで不動産関係の友達の方が太陽光パネルをやっているみたいで、その人と相談してもらえるようにお願いして、こちらに来てもらうようにしました。
製材所を持っていたお客さんにその話をしたら、とても喜んで今度会ってもらえるようになったんです。田舎の土地をいくら持っていても利用価値が乏しいです。その点こういったことで使ってもらえば、空き地活用で悩んでいた製材所のお客さんの為にも役に立てたるんじゃないかなって考えました。(上手くいってくれると嬉しいなー。)
まだまだこんな感じですが、床屋という仕事の利点を生かして地域の人の為に少しでも力になれたらいいなって思ってます。
小さなことですが喜んでもらえると嬉しいですね。
それでは、また〜。
この記事の投稿者
乗本和男