大晦日と正月は幾つになっても楽しみなイベントです。

ワォーーー!もう2018年も終わりを告げようとしています。もうねー、時間が過ぎるのが早すぎて、もっと遅くしてほしいのよね。そんなことを感じて過ごす大晦日は、毎年のようにだんだんと静かになっていきます。大家族だった昔が嘘のように、いつもの家族3人だけの大晦日になりました。子供達も各々の用事があるし、弟夫婦は1日に来るみたいだしね。でもこうなって行くのが自然なんだろうなーって最近は考えているんです。

昔の大晦日は本当に賑やかかった。親戚から兄弟からみんな僕の家に集まったからね。当時の仕事は31日の15時に終わっていたんです。それから店の片付けなんだけど、もう大晦日で酒が飲めるのが嬉しくて、弟と親戚のおじさんに隣のモツ屋に行ってモツを焼いて待っていさせたんですよ。そして終わると同時に片付けを嫁さん達女衆に任せて、隣のモツ屋に直行でした。着くないなや生ビールを自分で注いできて、とりあえず一杯ぐびーっと!この一杯がたまらなく美味かった。今でもその味は忘れられないんですよね。

人が集まることで有名だった僕の家は、正月には15人の親族が集まりワイワイとやっていたんです。大晦日に紅白を見る前に、家族みんなで「おいちょかぶ」をやり、僕が子供の時から続く乗本家の恒例行事でした。子供のから大人まで同じ土俵でやり、来年の運試しをやるって感じなんですよね。でも上手くいくと子供でもかなりの賞金をゲットできたから、この恒例行事はみんなの楽しみの一つだったんです。

気がついたら親戚の子供達もみんな独立して、各々の家で新しい正月のスタイルを作ってます。娘達が結婚して子供が生まれたら、また違う大晦日の楽しみができるでしようね。そんなことを考えながら、家族3人で浜松中心に買い出しに行き、今晩のご馳走を買って来ました。年齢を重ねると楽しみは食べることと飲むことだけ。そんな希望を満たしてくれる大晦日とお正月は、幾つになってもやっぱり楽しみなイベントなんですよね。
2018年ももうすぐ終わります。素晴らしい思い出と新しい希望のためにカンパーイ!

良いお年をお迎えください。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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