フィフティーズな床屋が、高校生の取材を受けました。

先日 1本の電話がかかって来たんです。
「浜松市にある天竜高校と言いますが、もしよろしかったら乗本さんのお店に高校生が取材にいってもよろしいですか?」
というお願いがきたんです。初めは何だか分からなかったですが、こういった類のことは好きなので、もちろん気持ちよく受けさせてもらいました。

さて高校生の質問にどんな回答をすればいいのかと、色々と考えていたんですが、まー質問を受けてから答えた方がリアル感があっていいなと思い、当日まで大きな外枠だけ考えておいて、細かな質問をありのままのリアルな気持ちで答えることにしたんです。そんなことを考えていたら高校生が来る当日になってしまいました。

15時から1時間だけ時間を取り、高校生の取材時間に当てたんですよね。15時前にお客さんを終えて、待っていると店の外でなにやらザワザワとした声が、顔を出してみると高校生がブレザーを着て立っていました。天竜高校の生徒さんです。見た目でも僕が高校の時とは違い、真面目そうな雰囲気を醸し出している生徒さんだったんですよね。

店に入っていただき、まずは先生からよろしくお願いしますという言葉をもらい、生徒さんと一緒に挨拶をさせてもらいました。僕の店の歴史や、なぜここで床屋をやっている理由とかね。そんなことを聞かれていたんです。そんな中で生徒さんと話してして、案の定 僕の趣味のことを理解できないでいたんですよね。

まずは少し自慢げに自慢げに話したジュークボックス型のCDラジオを説明したら、食いついてきたのは先生の方で,歳が近いだけ話が合うんですよ。そして何と言ってもエルヴィス・プレスリーのことを話すと,これまた先生だけが理解してくれて(笑)生徒さんは「この人何を言っているんだろう」って感じたかもしれない。

でもしっかり宣伝はさせてもらいました。
「遠鉄電車に乗る?」って聞いたらみんな「乗る」って言ったので「遠鉄電車に店の広告を出してるから見てね」って「そして今月の27日から広告が新しくなって、学割をやるから見といてね」ってちゃんと宣伝もしときました(笑)

天竜区と言う地域で働いる大人にインタビューをして、これからの天竜区のあり方をどう考えて行くかというお題だったみたいなんです。そんな将来の天竜区を背負う高校生に一言「これから自分の好きなことをどんどん突き詰めて欲しい、そしてその好きなことをやり続けることで、自分の個性を生かせる仕事についてほしい」と言わさせてもらいました。

僕のつまらない話に長い間耳を素直に傾けてくれた生徒さんに、心から感謝をしています。これから天竜区をどんどん良くして行く方法を一緒に考えてくださいね。

 

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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