今年もあと10日です。年末の床屋は賑やかくなります。
いよいよあと10日でお正月になります。この1年間を振り返ると、自分がただ一生懸命に何をやってきたのか、分からなくなるくらいに時間の過ぎるのが早いんですよね。毎日が充実していたわけでもなく、でも自分がやれることをやってきたことには、自分で自負できるかなって感じています。そんな1年の締めくくりとして、床屋の忙しい年末を迎えました。
僕が修行から帰ってきた時には、年内の店の営業日の最後が12月31日で、昼の3時までやっていました。当時は父親もやっていて、4人で朝の早い時間から遅くまでやったいたんですよね。朝早いお客さんは、夜中の3時に外で待っていたことがありました。そして終わるのは22時か23時でしたからね。31日が終わると疲れと肩のコリのせいで、奥歯の親知らずが腫れてしまい、辛い正月を過ごした記憶があります。
そんな年末の床屋も三年前から予約優先にしたおかげで、昔みたいに一度に多くのお客さんが来て、待合室が満タンになるってことはなくなりました。それに人口も当時の1/3になりましたからね。もう昔みたいな疲れきるような忙しはなくなりましたね。でも店の方針を変えたおかげで、お客さんも無駄な時間を待たなくなったし、お互いに時間を有効に使えることができるので、いいことだなって思います。
ただやっぱりお客さんに追われるような忙しいは、年末の風物詩でしたからね。お客さんも自分のやりたい時間を取りたいから朝早くから来るんですよ。もう忙しすぎて、店の待合に入りきらないお客さんが待っていたこともあり、朝早く来た友達に「空いたら電話してあげる」なんて言っておきながら、お客さんが切れることなく夜まで続き、結局最後の方になってしまったことがるくらいでした。
もう真っ暗だね。
暗くなると寂しくなるのはオレだけかなー。#フィフティーズな床屋 pic.twitter.com/yx12uye1ki— 乗本和男 (エルヴィス)【フィフティーズな床屋の店主】 (@tokayanori47) 2018年11月27日
そんな過去の年末がいよいよやって来ます。何となく今年はスタートが遅いような感じがするのですが、きっと予約優先なのでいっぱいになるとずらして行くんで、結局は31日まで少し忙しい日が続く感じがします。ただ人口も減り、昔ほどの忙しさはないと思いますので、フィフティーズな床屋に興味のある方は予約の電話をお待ちしております。
それではまた。
この記事の投稿者
乗本和男