お客さんとの会話の中には、商売のヒントがいっぱいある。

客商売をやっているとお客さんとの会話が新しい商品を見つけ出すヒントになって行くんです。面白いですよね。正直な話し、お客さんが必要としてることをやれば、それは利益を生む商品になって行くことが多いんです。だってものやサービスを買ってくれるのはお客さんです。そのお客さんが必要としているのもを、提供することができればそれは必ず売れるはずなんですよね。

僕に店では色々な商品を扱っています。僕が施術する商品も入れたら、昔に比べて大分数も多くなってきました。なんでこんなに多くなってしまったかというと、お客さんとの会話の中から、その施術や商品が浮かんで来るからなんですよね。親しくなって来るとお客さんの方から自分の家族のことや、自分の楽しかったことや悲しく辛いことを話してくれたりするんです。その会話に中にお客さんにとって不都合なことがいっぱいあるんですよね。その不都合をとってやることで売れる商品が分かるんです。

いくらいい商品であっても、お客さんが求めてないものを売るのは、押し付けに近い感じがしますからね。僕もたまにいき過ぎたことをしするので気をつけないとです。でも逆にお客さんがなんとかしたいと考えている、不都合なことを解決できるのならば、それはかなりの確率でお客さんに喜んでもらえる商品になるです。

例えば「鼻毛脱毛」を考えてみると、お客さんの鼻毛の処理をするために、ハサミで鼻毛を切っていたら「鼻毛を切るのが面倒くさいんだよなー。全部抜いちゃうことできんのかねー。」なんて話しの中で出てきたんです。それを聞いて探していたら、ある商材屋さんが鼻毛脱毛の機材を売っていたんですよ。そこでそれを買い、今では鼻毛を抜くことがたまらなく癖になっている人が多くいるんですよね。

リンパ・ハンド・セラピーもそうなんです。これもお客さんとの会話の中で「ゴルフに行って腕が疲れたとか、畑仕事をやって腕が凝ってきたから気持ち良くなれないかなー、草刈りをやり過ぎて腕が疲れたとか」ね。お客さんの困りごとを解決できたら、喜ばれる商品になるなって思い、習いに行ったんですよね。毎月のように5・6人の方は気持ちがいいと喜んでもらっています。

お客さんの困りごとって不思議なもので、他のお客さんにも解決を必要と感じている人がいるんですよね。だからお客さんとの会話って、商売になるヒントがいっぱいあるなって思っています。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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