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おばあちゃんが言った「もったいない」は、知恵を生む言葉だった。
僕も今まで大家族で暮らしていたせいもあるのですが、色々な昔からの風習や言い伝えを当たり前のようにやって来たんですよね。でも昔からの風習というのは、凄く面倒なことが多いんです。だからだんだんとやらなくなっていくことが、増えて来たんだなって思っているんですよ。でもそう言った風習や言い伝えって理にかなったことも多いんです。そしてそれが色々なことに対して、知恵となって受け継がれていくんですよね。
僕は朝のSNSの投稿に家で母親が作っている野菜とか野菜を使った加工品とかをよく投稿しています。昔ならその作業風景とか、そもの自体がどこの家でもあたり前のようにあったはずなんですよね。でも核家族になったことで、おじちゃんおばあちゃんからの色々な昔からの風習や言い伝え、それに知恵なんかも聞くことがなくなって来たんです。
幸いにも母親もおばあちゃんから習ったことを知っていて、昔からの知恵を使い色々な物を作ったり使ったりしているんです。それによって良いこともいっぱいあるんですよね。例えば、今日のFacebookに投稿したみかんの皮を使ったお風呂の入浴剤なんですが、これも昔はよくやっていたんです。そんなことを母親がみかんの皮を干して、網に入れて入浴剤として入れたんですよね。
そしたらコメントに「手ぬぐいに入れていました」ってあったんです。そういえば僕も小さい時におばあちゃんが手ぬぐいにみかんの皮を包んで、お風呂に入れていたなって思い出したんですよね。そしてその手ぬぐいにお湯が入ってくると、そのお湯を押し出しみかんの汁を出しして、遊んだ記憶が蘇って来ました。お風呂に入った時にみかんを入れてあったのが網だったから、なんか変だなって違和感があったんです。でも手ぬぐいでやったということを聞いて、しっくり来ました。
芋きり干しを製作中でーす。
甘くて美味しい切り干しができるといいなー(^^)
山奥の名物だよねー。 pic.twitter.com/xLRnU47519— 乗本和男 (エルヴィス)【フィフティーズな床屋の店主】 (@tokayanori47) 2018年12月11日
そして漬物を漬ける時は、甘みを少し欲しいから柿野皮入れるんです。既製品の中には砂糖を使い甘みを出すことをしますが、柿の皮の旨味と甘みが漬物を程よい甘みにしてくれて、旨味をましてくれるんですよね。もし自宅で漬物を漬ける時にはやってみてくださいね。きっと美味しい物ができます。
そして何と言っても芋切り干しこれは出し好きなんですよねー。おやつというか年末の忙しくなった時に小腹が減ったりしたら、手軽にお腹に入れれるから最高なんです。そし切り干し大根も大好きなんですよね。昔に人は物のない時代の人ですから、周りにあっ物を使って作ったり食べたり代用したりと、色々な知恵を持っていたんです。僕たちはあまりにも恵まれすぎてしまい。大事なことを忘れてしっ待っているかもしれません。
おばあちゃんがよく言った「もったいない」そんな言葉が色々な知恵を生み出していたのかなって改めて思いました。
この記事の投稿者
乗本和男