次郎柿を干した「柿之助」をあなたは知ったら食べたくなる。

僕の家族は根っからの柿好きなんだよね。だからこの時期が来るのが凄く楽しみになんです。それは僕の住んでいる佐久間町浦川を中心に豊橋方面には有名な次郎柿の里「石巻の次郎柿」がありますし、浜松方面には浜北区大平に有名な次郎柿があります。規模で行ったら石巻の方がでかいですが、甘さは同じくらいかな。どちらも甘くて美味しいんですよね。

そんな柿が好きな僕ですが、今まで渋柿は普通では食べれないなって思っていたんです。だって渋柿って長野県で有名だけど、皮を一個づつ剥いて糸吊るし時間と手間がかかるから凄く値段が高いんですよね。なかなか手軽に食べることはできないです。ある時、お客さんに渋柿を食べるかと持って来てくれたんですよね。それもかわを剥いて干してないやつなんです。

こんなの食べれないじゃんと言っていたら、お客さんが「グジュ(柔らかく)なったらスプンで食べてみな甘くて美味しいから」って教えてもらい、日にちを置きグジュになって食べてみたらとっても甘いんですよ。これにはビックりして、柿は渋柿でも熟すと甘くなるんだって初めて知ったんですよね。

渋柿も甘く食べる方法を聞き、次郎柿だけではくて渋柿も熟すと甘くて美味しいんだなって理解して、次郎柿を買いに今回は浜松市浜北区大平にやって来ました。ここも甘い次郎柿で有名な所なんですよ。お客さんに教えてもらってからずっと行っているんですよね。不思議なもので道沿いに何店舗か柿を売る店があるんですが、どうしてもいつも行っているところに買いに行ってしまうんです。

そこの店の名前は「足立柿園」と言います。3年くらい前に柿の詰め放題があって、それをやって面白かったし、美味しい柿だからここに来るんです。いつものように次郎柿の家庭用(贈答用は綺麗だけど高い)を買い傷があるけど8〜9くらい入っていて500円で売っています。そんな柿を3袋、そしてグジュが1個50円なので10個買いました。

その時レジに行ったらその横に干し柿が売っていたんです。えっ!渋柿の干し柿は知っているけど次郎柿の干し柿は初めて知りました。凄く甘いみたいです。名前は「柿之助」と言います。可愛い名前だよね。まだ注文は12月に入ってからみたいですが、今年はこの次郎柿の干し柿を食べてみます。ちょっと次郎柿の干し柿って珍しいから、きっと聞いたら食べたくなるでしょ。そしたら「足立農園」で注文してください。初めてだから楽しみです。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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