床屋には「男らしい男を作るために」タイトなヘアスタイルを作る宿命があるような感じがします。
こんにちはー。
今日は冷えましたねー。朝起きたら太陽が出て来たのにすごく寒く感じる日差しです。これが冬の太陽かな?そんなことを、ふと感じてしましました。
美容師さんブーム
さてさて、ボクの仕事は床屋です。前にカリスマ美容師が流行り、すごい勢いで美容師ブームが来ました。もちろんファッションだけでなく、技術的にも素晴らしいものがあるから魅力を感じて、美容師になりたいって夢を抱いていくんでしようね。
そう言った美容師ブームのおかげで男性の美容師さんも凄く増えたんではないかなって感じてます。ボクは少し古臭い考えを持っていて、今まで女性は美容室・男は床屋っていうイメージを持っていました。
でも男性の美容師さんが増えていくことでそれも無くなりました。男性も美容室に行きやすくなったんですよね。だから凄くおしゃれで今風のヘアスタイルなんかも美容師さんの柔軟な発想から生まれてくるんだなって感んじているんです。
流行りはローテーションしていく
でもその時代の流行りも凄く大事なことかもしれませんが、昔ながらの技術も大事ではないかって考えているんです。ボクの仕事の中にも刈り上げという技術があります。
一時期刈り上げ自体が時代遅れのようなことを言い、勉強会にいくと刈り下げなんて言葉に変えて使っていました。でも不思議なもので時代とファッションってローテーションしていくんだなって感じているんです。
ロン毛が流行れば、次はショート。色々な分野でそう言った流行りのローテションが繰り返されているんですよね。
でもそう言った中で床屋の得意とする刈り上げも流行り始めて来たんではないのかなって感じてます。
オランダの床屋さん「Schorem」
schorembarbier.nlそしてそのヘアスタイルが世界に広まり今すごいバーバーブームになりような感じがしてます。ヘアスタイルの種類は「7:3刈り上げ」「リーゼント」「ポンパドール」・・・刈り上げヘアができるものなら全てOKです。
男らしいタイトな「7:3 ポンパドールヘア」
昨日ハンドメイドの鈴木さんの息子さん(勝樹くん)が来てくれました。床屋は初めてということです。そんな勝樹くんの要望は、刈り上げの「7:3 ポンパドールヘア」でした。
髭を蓄えているのでその長さに合わせバリカンを入れ刈り上げて行きます。そして極め付けは、7:3の分け目のラインをカミソリで剃ります。これで決まり、かっちょいいんですよねー。
最後にはグリースをつけてポンパドールを作り出来上がりです。
勝樹くんはこんなことも言ってました「最近のヘアスタイルは皆んなツンツンしたり跳ねさせたりして皆んな一緒なんだよね。だからタイトなビシッとしたヘアスタイルがかっこいいんだ」って。
そんな言葉を聞いてボクもニコってしちゃいました。
人それぞれ好きなヘアスタイルがあるかもしれませんが、男ならグリースで固めたタイトなヘアスタイルも,いいんじゃないかなって感じました。
それでは、またー。
この記事の投稿者
乗本和男