お客さんとの関係性を大事にする、お客さんに寄り添える床屋って「いいじゃん」て感じました。
こんにちはー。
毎朝起きて温度計を見ると、最低温度の更新をしています。今日のTwitter投稿に、春の訪れを感じるって書きました。もう少し我慢したら暖かい日差しが、僕達の生活を元気にしてくれますね。
暖かい日差しを浴び元気よく風になびく花を見て、遠からず来る春の訪れを感じました。 #春の訪れ pic.twitter.com/UzXFN7myow
— 乗本和男[フィフティーズな床屋の店主] (@tokayanori47) 2017年1月26日
大きな店の経営
さてさて、田舎にある床屋っていうより、個人経営をしている床屋って言ったほうがいいのかなー。
ボクがやってる自営だとなかなか大変なこともあるのですが、とてもいいこともあるんですよね。
大きな店で多くの従業員を雇っている床屋や美容室は、お客さんがいっぱい来てくれて、利益をしっかり上げながら従業員に給料など福利厚生の充実をやっていこうとすると、大変だなーって考えてしまいます。
でも大きな力を持っていますから、新しい技術や方針を自分のところだけでやっていけるのが、すごい強みだなって感じてます。
そしてしっかりとしたマニュアルを持って、会社としてやっていくわけですから、なかなか個人プレイができないところが、自営のところと大きな違いかなって考えました。
小回りのきく小さな床屋
ボクたち自営の良さは小回りがきくところかなって考えています。そしてお客さんとの関係性を親密に持っているからこそできることもあるんですよ。
その理由は自分が店を開き、自分がお客さんの髪の毛をカットして、自分がお客さんを送り出す。
そうなんですよね。全てお客さんと一対一での対応ができるんです(まーボクの場合は母親が手伝ってくれてますけどね)だからお客さんとの心や気持ちに寄り添える仕事ができると感じました。
やっぱり人間同士の付き合いですから、血の繋がった関係がいいんですよね。ボクのこともお客さんのことも、お互いに手に取るように分かるのが大事かなって思いました。
お客さんの気持ちに寄り添える床屋
6時に朝飯を食べて、コタツで歯を磨きながら SNSをみっていたんです。そいしたらいきなり電話がなりました。
ちゃっと歯磨きの途中で、こんな早い時間になんだろうなって考えながら電話に出たんです。そしたら困った声で「申し訳ないが、今日早く髪の毛切ってくれないかい?」という電話でした。
もちろんかけて来たのは昔から来てくれている常連のお客さんです。話を聞くと急に親戚でお悔やみができて、行かなくてはいけなくなったみたいなんです。
そんなお客さんがどんな気持ちでボクに頼んでいるのか、ボクとお客さんとの関係だからこそすごくわかるんです。
かなり困っているなって感じて、この時季は9時から開けるのですが、8時より前に開けてお客さんを待ちました。
こんないつ起きるか分からない急なことにも、すぐに対応できることがボクが経営している小さな床屋のいいところなんだよなって感じてます。
お客さんの気持ちや生活を理解して、お客さんもボクのことを理解していて、そしてお互いに関係性を大事にして寄り添っていける。今日もそんな商売というか床屋って「いいじゃん」て感じました。
それでは、またー。
この記事の投稿者
乗本和男