自作デザインのステッカーを印刷会社で作るなら、イラストレータなどのソフトを使ったほうがいい。
「リーゼント クラブ」をツイッター立ち上げてから、みんなでもっと楽しみたいなって考え、手軽にチーム意識を高めれるものを作りたかったんですよね。そこで考えたのがクラブのステッカーなんですよ。昔からチームが出来上がるとステッカーなんかを作って、みんなで盛り上がったんですよね。そんな思い出から、みんなに賛同をえてステッカーを作らせてもらいました。
まずはいつも使うMacの中に入っている、Pagesというソフトを使ってデザインしたんです。デザインといっても簡単なデザインなんですよね。自分の中にあるフィフティーズな感覚の中でイメージした形の中から、それをどんな色で作ってもっとフィフティーズさを醸し出すかが、僕がステッカーを作る時に考えることなんです。実際にこのPagesでは作れることが限られていて、あまり高度なデザインはできないんですよね。だから色々と使えるものを使い、より僕のイメージに近い形や色にしたいんです。そのためには参考になるデザインや、色を勉強しないと上手く作れないんですよ。そんなソフトで一生懸命に考えてできたステッカーがこちらになります。
このステッカーの文字の形が凄く重要で、なんとなくフィフティーズぽい感じの文字でしょ。この文字の形を使うか使わないかで、僕が作りたいステッカーの全体像が決まってしまうんですよね。そしてあと大事なのはどんな色にするか、全く自分が表現したかったものから変わってしまうからね。そんな感じで出来上がったファイルを、印刷業者を見つけて自分の作りたい枚数や金額を送ったんです。そしたら業者の方で断りの連絡が来たんですよね「当社ではRGBカラーでは印刷できません。CMYKカラーで作ったものにしてください」と。この人は何を言っているんだろうってマジに考えちゃいましたもん。ちょっと頭にきて他の印刷会社にも連絡入れてみたんです。そしたらほとんどがこの通りの回答をしてくれました。
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(変換するとこうやって色があせるんだよね)
つまりCMYKカラーでデザインできるソフト(イラストレータなど)を使って作ってくださいということでした。イラストレータとか見たんだけど、お金もかかるし難しそうだから使うのやめました。なんとかRGBカラーでできないかなって探してみたら、色目が変わるけど(RGBカラーからCMYKカラーにすると暗くなるんです。だから見た目が変わってしまうんですよね)できるところを発見したんです。
(色を暗めに濃い感じの配色にしたらなんとか見れるようになった)
そこで使う色を前より暗めの色を選択して、よりフィフティーズぽい色合いになるようににデザインして、そこの会社に送らせてもらいました。やっぱり気になるのはステッカーを買ってくれる友達たちです。みんなに色味が変わったステッカーを、もう一度見てもらい承諾をえたんです。そしたらみんな前の明るい色のステッカーより、気にいってからなのか注文が増えちゃいました。
もしオリジナルステッカーを作る時には、RGBカラーとCMYKカラーのことをよく調べて、自分の大好きなデザインを作ってくださいね。
こちらが僕が使った会社です。ここならRBGカラーからCMYKカラーに変換して印刷してくれます。その代わり色味が変わるので気をつけてね。
それではまたー。
この記事の投稿者
乗本和男