今年は異常に早くから来た台風21号と、台風よる地元の被害のことを書いてみた。

今日は台風21号が佐久間町に接近するということで、店をやりながらもサッシをして、できるだけ万全の体制で台風を待ってました。僕の中で台風というとどうしても9月・10月に多く来るイメージがあるのですが、今年は異常なほど早い時期に来てるんですよね。9月4日でもう台風21号ですからね。ビックリします。

記憶の中で台風21号なんていうと、9月の終わりか10月の初め頃に多く発生して、日本に上陸して来るイメージが強いんですよ。だから今年は異常じゃないのかなって感じています。そんな台風ですが、僕の住んでいる佐久間町浦川では、昭和43・44年と猛烈な台風が2年連続で来て、町がひどい洪水に合ってしまっているんです。

(S43・44年の台風での洪水の記事)

まだこの時には僕も1・2歳と記憶があまりなく薄ら覚えなんですが、今のJR浦川駅に避難して、そこで水害にあってない地区の方が、作って持って来てくれたおにぎりを食べたんです。なぜか知らないけどその時にもらって食べた、酸っぱい梅干しの入ったおにぎりが頭から離れないんですよね。きっとお腹が空いていて、とても美味しかったんだろうなって思っています。

その時に台風の被害は凄まじいものがあったみたいです。風というよりも洪水がひどく、僕の家の2階にあった店に置いてあった床屋のカット椅子が、半分水に浸かったみたいなんですよね。これって凄いことで、僕の住んでいる下町のほとんどの家が、2階かそれとも屋根まで水に浸かったことになるんですよ。

 

こんなひどい水害にあったことで、川道を変える迂回路を政府で作ってくれたんです。そのおかげであの洪水から大きな被害は出てないんですよね。洪水をもたらす台風に対して住民の人たちは、危ないと分かっているんだけど、水が出だすとついつい川の水位を見に行ったんです。でもあれから洪水が出てない時間が大分たったので、水位を見に川に行かなくなりました。本当は危ないから行ってはダメなんですけどね。

そんな経験してるからいうわけではなんだけど、台風の被害って水害だけでなく土砂災害や崖崩れなんかもあるんですよ。だから本当に気をつけて欲しいです。僕の地元では山をしょってる(家の後ろに山がある)家が多くあるんですよね。だから危ないなって感じたら直ぐに自主避難して欲しいです。

これから日本海に抜けますが、台風が通る近く地域の方は、危ないと感じたら直ぐに避難してください。お願いします。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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