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養生のために実家にいた嫁さんが、佐久間に帰って来ます。
先月の19日に子宮筋腫の手術をし、養生のために実家に帰っていた嫁さんが帰って来る日が来ました。子宮筋腫が大きいと今年の2月に婦人科の先生に言われ、子宮の外にあるのなら気にしなくてもいいが、子宮内にありかなり大きくなっているから手術した方がいいと言われたんです。
ここまで子宮筋腫が大きくなっているとも気がつかず、生理の時の苦痛がこの筋腫のせいだったことに気がついていれば、もっと楽な生活ができたのになって、後からですが考えてしまいました。でも正直な話、これから子供を産んで育てる年齢でしたらきっと凄く悩んだんでしょうが、こちらの方は子供も2人成人に育ちましたし、子宮筋腫を切除することであの辛い生理から解放されるのなら、嬉しかったんですよね。
そんな前向きな気持ちで無事に手術をして、切除した子宮も見せてもらいました。当たり前ですが初めて見た嫁さんの子宮筋腫ですが、あまりの大きさに思わず「でかー」って声を先生の前で出しちゃいました。本来の子宮の大きさは鶏の卵ぐらいの大きさらしいんです。それが嫁さんの場合は、ダチョウの卵ぐらいの大きさになっていたんですよ。
こんな大きなものがヘソの下にあったら、流石に太ってなくてもポコってお腹が出てるように見えるよなって考えてしまったぐらいなんです。でも先生が自分で「私って腕が良いわ!」って言うぐらい、今回の嫁さんの手術は成功して、キズ口も綺麗に縫われていたんですよね。これで後は嫁さんが元気に戻ってくれればいいだけです。
実家に帰っていた嫁さんがいよいよ今日帰って来ます。先月の25日に退院して直ぐに嫁さんの実家に帰り、今日まで2週間の間 養生していたんです。2週間て長いなって考えていたら、あっという間に過ぎてしまい、今日の日が来たんですよね。僕もこの2週間は毎週のように嫁さんに会いに実家に来てました。
もちろん嫁さんの顔と状態を見に来ていたんですが、嫁さんの状態はまだ少しキズ口が時々痛むものの元気になっていく嫁さんを見ていて嬉しかったんです。これだけ離れて暮らすのは、嫁さんが子供を産みに実家に帰った時以来なんですよね。強がり言っている僕も、少し寂しい気持ちを感じた2週間になりました。
元気になった嫁さんが帰って来ます。まだまだ直ぐには手術前のような生活と仕事はできないけど、ゆっくりとのんびりと体を慣らしていって欲しいです。今回の手術と離れた生活を終えて、元気で生活できることがどれだけ大事なことか分かりました。これからの人生をお互いにいたわり合って大事に楽しく暮らして行こうね。
「おかえり陽子」
この記事の投稿者
乗本和男