子供の頃によく食べた、懐かしい味の蒸しパンが好き
僕たちが子供の頃には、今の様に手軽に生クリームが入っているケーキやお菓子が山の中の店屋にはなかったんですよね。まだ小学生の頃は、年1度食べることのことの出来るクリスマスケーキも、今では当たり前の生クリームではなくてバタークリームだったんです。
山の中の子供のおやつ
それに僕の住んでいる山の中には、当時 テレビで流れていたお菓子やケーキを手軽に食べることができなかったんですよ。だから僕ら山の中に住んでいる子供にとっておやつは、切り干し芋なんていう、自宅で作れるものが多かったんですよね。
それに前のブログでも書いたことあるんだけど、小学生の時におじいちゃん・おばあちゃんが旅行に行った時のお土産は、必ず豊橋のマクドナルドのハンバーガーでしたからね。だってなかなか街に行けるのが年に何回しかないんですもん。そのくらいハンバーガーを食べる機会がなかったです。
おばあちゃんが好きだった蒸しパン
そして僕の家は床屋をやっていたせいで、とても忙しく僕ら子供の面倒は親ではなくて、おばあちゃんが見てくれたんです。だから僕も弟もおばあちゃん子だったのですが、おばあちゃんだけにたまにくれた3時のおやつには懐かしいものが多かったですよね。
特に思い出すのがおばあちゃんが好きだった蒸しパンなんです。大昔はバターとかクリームとかがなく、パンと言ったら蒸しパンしか思いつかなったんでしょうね。おやつというと何も中に入っていない蒸しパンを、買って来て食べさせてくれたんです。
今でも美味しい懐かしい味の蒸しパン
その蒸しパンの思い出はこれに尽きます「ツーンとした味がする」なんなんだろうね。あの蒸しパンを食べると感じる味覚は。粉っぽい様な本当に素朴な感じで、口の中に残る「ツーン」とした味なんですよ。
そんな懐かしい蒸しパンを昨日友達にもらったんですよ。メールで仕事帰りに買って来てくれるって連絡をくれたんです。1つは懐かしい「蒸しパン」で、もう1つは「きびだんご」どちらも食べてみると甘くなく、昔ながらの懐かしい味がするんです。
そして蒸しパンの方は案「ツーン」とした味がしました。懐かしい昔ながらの味です。このモチモチ感と素朴な味が好きなんだよねー。今では洋菓子の様な和菓子や珍しいケーキがあるけど、こういった昔ながらの素朴な蒸しパンもやっぱり僕は好きです。
それではまたー。
この記事の投稿者
乗本和男