今日は、日本の四季を感じる1つの季節「夏至」の日です。

夏になると必ず口にするのが「暑くなったなー」と「日が長くなったなー」なんだだよね。1日中店の中にいるから外の様子が分かりづらいけど、夕方お客さんを送り出す時に外の景色を見ると、昼間が長くなったのが一目瞭然に分かるんですよね。

「夏至」

そんな昼間が1年のうちで1番長い日を「夏至」というんですよね。
若い頃はこんな季節の変わり目を気にしたことなんてなかったんです。だって毎日の時間を長く感じて、それほど時間が過ぎることを焦っていなかったからなんですよ。

でもこの歳になってくると時間が過ぎるのが凄く早く感じるです。僕が店で「毎日が早く過ぎるのを感じる様になったね」とお客さんにいうと「俺らの年になるともっと早く感じるぞ」と70歳を超えるお客さんに言われるんですよねー、どんなスピードなのかまだ分かりませんが、70歳過ぎると相当なスピードなんだろうなって感じています。

昼間が長くなると人の心がウキウキする

この時期というか夏至に近くなるにつれて、だんだんと昼間が長くなっていくんですが、長くなることで色々な良いことがあります。まず初めに寂しさを早く感じないということなんですよ。暗くなるとなんでか知らないけど寂しく感じるんですよ。それにお客さんに聞くと、どう言う分けか会社が終わっても、寄り道して自宅に帰るのが遅くなるみたいなんです。昼間の明るい時間が長くなると、人の気持ちをウキウキさせるんですね。

寒い間は子供の頃学校が終わり遊びに行いき、必ず夕方の5時のチャイムが鳴ると家に帰らなくてはいけない感じだったんです。だってちょうどその頃から暗くなって行くんですもん。でも夏至が近くになってくるとだんだんと昼間が長くなっていき、晩の7時になっても明るいんです。子供にとってこの明るさは、夕方5時を過ぎても遊んでも良いと勘違いして、よく遊び過ぎて親に怒られたもんです。

四季を感じれる日本に感謝

食いしん坊の僕は、いつもこの夏至の時期が来ると冬至にはカボチャを食べるのに、夏至には何も食べないのは何故かなって考えていたんですよ。そしたら分かりました。夏至の時期には田植えなど色々と畑の仕事が多く、冬至の様に何かを考えて行事をやることができずに、現在まで来たみたいなんですよね。

春には「ぼたもち」夏には「?」秋には「おはぎ」冬には「カボチャ」と四季を感じることができる国に生まれて嬉しいなって、夏至の日が来ると感謝したくなる僕がいます。ただ「夏至」だけ食べるものがないと少し寂しですけどね。

それではまたー。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ