親って子供が遠くに離れていると、心配が絶えない。

子供が成長して行くと親から離れて、各々に独立して行くんですが、親としては子供が幾つになっても心配は尽きなものです。どうみても既に子供よりも全ての能力で衰えているのに、子供の心配を先にしてしまう。それが親というものかなって感じています。

父親の僕に比べたら母親というのは、自分が10ヶ月の間お腹の中で体の1部として子供を育てていくわけです。大事に大事に育てて来て、最後には命がけで子供をこの世に産むわけですから、母親の想いっていうのは特別なものがあるんだろうなっていつも感じるんですよね。

しかし子供のというのはそう言った親の想いを感じていないかの様に、あまり愛想のない感じで接するんですよ。他の人には気を使わなくてはいけないから、親は気を使わなくても、裏切らないし一方的に愛を注いでくれますからね。

僕には2人の娘がいるのですが、なぜか2人とも関東よりも関西の方に就職したかったみたいで、1人は堺市にもう1人は神戸で仕事してるんです。大学を卒業して一人前にやっていけるのか心配でしたが、もともと住みたかった関西の土地です。居心地がいいから辛いことがあっても我慢できるんでしょうね。

そんな2人が住んでいる関西地区を中心に大きな地震がありました。亡くなった方も怪我した方もいて、早く最善の救助活動が進んでくれることを祈っています。

朝7時58分に自宅にいたら小さな揺れがあったんです。あまり気にならなかったのですが、嫁さんが「関西の方で大きな地震があったみたい」とテレビを見て言ってきたんです。2人の娘が大阪と神戸に住んでいるので、早速連絡をとったら堺市に住む上の娘は「大きく揺れたよ」と言って、安否が確認できたので安心したんです。

下の娘が神戸にいるのですが、仕事の関係できっとまだ働いているんですよね。でも連絡がないということは普段通りに仕事ができていると考えて、少しだけ安心しているんですよ。親のすぐ近くで就職してくれていたらこんな心配はしなくてもいいのですが、一生に一度の人生ですから自分がやりたいとこをやって欲しいけど、何かあった時に心配が増えるんですよね。

離れていると心配が絶えないけど、それも子供たちが成長していくためのステップなんだなって考えて、我慢しないといけないなって思います。そんな僕も今でも母親に心配させているんですけどね。
それではまたー。

 

 

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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