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髪の毛の薄さとは、本人の髪の毛に対する思いによって変わってくる。
こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。
床屋としての癖
床屋だからでしょうか、商売柄どうしようもない目線があるんです。僕だけかもしれないけど、どうしても人と話したり出会ったりすると、その人の頭の部分に目がいってしまうんですよね。つまり髪型が気になってしまうんです。どこに行ってもそうなんだよねー。例えば複合施設に買い物に行った時もそうなんだ。気にしようとしてるわけではないんだけど、目線が歩く人の髪の毛にいってしまうんです。
「床屋だからしようがないじゃない」って言われるかもしれないけど、こんな時もそうなんですよ。人と話す時、目を見て話してるつもりが、なぜか目線が目より上に行っていて、気がつくと髪の毛にいってしまう。最近は気をつけているんだけど、これも職業病せいなのかなって感じているんですよ。
お客さんとの目線の違い
そんな髪の毛に直ぐに目がいく僕ですが、お客さんの髪の毛をカットする時には、座ってもらってるから上からの目線になるんですよね。そうすると髪の毛の状態が手に取るように分かるわけなんです。特に分かるのが髪の毛の薄さなんだよね。男性の場合は髪の毛が特に加齢やホルモンの関係や色々な条件によって、脱毛したりして薄くなってしまうことが多いんです。でもねお客さんにはなかなか「薄くなったね」なんて言いにくいものなんですよね。
本当はちゃんと伝えなくちゃいけないのに、ナイーブなところだけに言い方を考えちゃうんだよね。それに不思議に、自分ではあまり気にしていな(気がつかない)人が多いって感じるんだ。もちろん僕は上からの目線だから、凄く気になってしまうんだけどね。
薄毛とは、本人がどれだけ髪の毛に思いがあるかで決まる。
でも昨日来たお客さんなんだけど、お手軽増毛法「コンビニつけ毛」をやってほしいと言うわけ。それも薄く見える部分だけを増やしてほしいって来店してくれたんですよ。そのお客さんのヘアスタイルはソフモヒの変形型で短いんです。
そんなお客さんの髪の毛を見たらそんなに薄くないんですよね。でもお客さんは薄くなっているのが分かるから、増やしてほしいんですよ。上から見てもそれほど薄くはないんだけど、言われてみれば少し薄いくらいかなーって感じなんです。
そんなお客さんと話してみて分かったことは、目線も大事だけど、髪の毛に自分の思いがどのくらい入っているかによって、薄いのかどうかが決まるとうことなんです。
この記事の投稿者
乗本和男