初めて見ました!長い間黙って来た秘密をカミングアウトするところ。

こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。

僕の店では髪の毛が薄くなったお客さんが、髪の毛を増やすことができるお手軽増毛法「コンビニつけ毛」をやっています。少しでもお客さんのお困りごとを解決してくて始めた仕事なんですよね。でも今回は増やすことではなくて髪の毛を剃ることになったんです。

1本の電話

先日僕の携帯に1本の電話が入りました「そちらの店では頭を剃ってもらうことができますかね?」という内容なんです。もちろん床屋ですし、これまでも何度か頭を剃ったことはあるので「はい、できますよ」と返事をさせて頂きました。そして予約の時間が来てお客さんが来店され、その姿を見るとしっかり頭にカツラを被っていたんです。僕が理容椅子に案内するとお客さんはおもむろに手を頭に持っていき、カツラをパカって外したんですよね。

初めての来店でしたので少し戸惑いましたが、お客さんになぜカツラを取るのか聞いてみたんです。そしたら、いつか外そうと考えていたけど、カミングアウトするのに恥ずかしくてなかなかできずに今まで伸びて、60歳ということで思い切って頭を剃ることにしたみたいなんです。僕もカツラを付けていた人が、カミングアウトする時に立ち会ったのは初めてなので、興味津々にお客さんがカツラをつける経緯を聞いたんですよ。そしたらそのお客さんは気持ちよく話してくれたんです。

カツラは髪の毛を早く退化させる

30代に入った時に髪の毛がだんだんと薄くなって来て、このままだと職場や周りのみんなに薄くなって来たのが分かってしまうので、髪の毛がまだあるうちにカツラを被ったらしいんです。でも凄く後悔してました。まだ髪の毛が無くなった分けではなく、少し薄くなった時に被ってしまったせいで、毛が抜けるのがめちゃくちゃ早かったらしいんですよね。だからお客さんも凄く後悔して「被るのやめておけばよかった」って言ったんです。

カツラは高価なもの

そして頭をカミソリで剃りながら、カツラのことを色々と聞いたんですよね。カツラを被って25年ぐらいになるんですよね。その間に買ったカツラの値段が、1個が40万したららしいんです。それも5個も買い換えたりしたんですよ。でも最近はもうカミングアウトするつもりだったので、買ってなかったみたいなんです。しかし昨日まで髪の毛があったのに、いきなりツルツルになるのは度胸がいるけど、そんなことをそたお客さんから分かったことは、カツラを被るとやっぱり髪の毛が早く退化していき、早く毛がなくなってしまうということでした。

そうならないように、お手軽増毛法「コンビニつけ毛」でお客さんがカツラを被る前に、髪の毛を増やすことができたら嬉しいなって思います。

それではまたー。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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