敬老会、おめでとうございます。101歳のお客さんを見て想うこと。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

9月に入ると、敬老会を楽しみにしているお客さんからの予約が入ります。今年は4年ぶりの敬老会ということで、待っていたお年寄りには、とても楽しみなことでしょうね。でも最近、特に思うのは、元気なお年寄りが多いなってことです。話を聞くと、皆さん前向きな人が多いんです。いつまでも若くいたい、そして元気にいたい、そんな気持ちが、体の中外に現れてくるんですね。

(箱石シツイさん。写真はお借りしました。)

さて、TikTokを徐に開いたら、敬老会の時期もあり、106歳の理容師のおばあさんが映ってました。箱石シツイさん、理容師になって90年です。めちゃ凄い!今でも現役でバリバリ、ごひいきのお客さんの髪の毛をカットしているんですよね。そしてなんと、ハサミも自分で解いている。だからめちゃくゃ短くなっているんです。こんなスーパー理容師の箱石シツイさんには、僕もなれないかもしれませんが、出来るだけやりたいなって感じるようになりました。

そんな敬老会と、100歳を超えた人の話ですが、僕の店のお客さんにもみえるんです。今年の9月18日で102歳になる、大正10年生まれのおじいちゃん。70歳を超えた、息子さんに連れられてヘアーカットに来ます。ほんの4年前までは、自分の足で来店してくれたのですが、やはり100歳という境目を過ぎたら、一気に足腰が弱くなったんですよね。

でも凄いのは、息子さんとかと一緒に住んでいなくて1人で生活をしているんです。もちろん、ディサービスやショートスティは利用していますが、朝起きてパンを焼いて、自分でできることはやっているんです。でも流石に息子さんたちも心配なんでしょう。2人の息子さんが交互に家に来ては、様子を見ているんです。

息子さんに連れられて来たおじいちゃん、足腰が弱くなっても、頭と耳がしっかりしているので、色々な会話ができるんです。ただ本人曰く、やたら眠いらしんですよね。だから施術している間は、ほとんど目を瞑っているんです。やはり身体の細胞が疲れやすいんですかね。敬老会の話をしたら、参加するって言ってました。その時の状態で、お弁当と記念品をもらって帰るかもしれませんが、楽しみにしているんです。

佐久間町の敬老会には、相撲の番付のように、横綱・大関・小結・関取 と言ったように、年齢によって階級を作っています。女性の方には100歳を超える強者が多いのですが、男性で100歳というとほとんどいません。ですからきっとこのお客さんが、佐久間町 男性 の横綱になるかもしれません。そんな番付表も楽しみにしているんです。ぜひ男性でも100歳を超えても、元気に生きていけるということを証明してくれたら嬉しいです。

ちょっと早いけど、おじいちゃん102歳の誕生日おめでとうございます。人間は125歳まで寿命があるみたいです。どうせならそこまで元気に生き抜いてくださいね。敬老会を楽しんできてね。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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