36年ぶりに歩いてみた、懐かしい佐久間高校カップル通路!

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

僕が36年前に卒業したのが、地元 静岡県立 旧 佐久間高等学校です。佐久間高校は、昔の話、ヤクザ養成学校みたいに、先輩方がとてつもなく怖かったんです。まともに挨拶をすると、舐めているのかと、なぜか便所に呼ばれて正座させられ説教でした。説教と言っても言葉の説教ではなくて、暴力の説教でした。挨拶というのも、「おはようございます。こんにちは。さようなら。」ではなく、「オッス!」の一言だけだったんです。

入学してすぐに2年の先輩が、降り口の階段に竹刀を持って立っているんです。そこで「オッス!」の発声練習をさせていただくんです。声が小さかったりすると竹刀で叩かれ、もう一度やらされます。だから、ドでかい声を出して許してもらうんです。

それに登校の時に電車の乗る位置や、行きに渡る橋など、全てが1・2・3年生で違い差ができているんです。ですから今でしたらパワハラどこではなく、暴力ということで訴えられますよね。ちなみに僕と友達は入学して2日目で、生意気だと言われ先輩に袋叩きにあいました。今では懐かしい想い出です。

そんな旧佐久間高校ですが、実は2・3年と最も差があったのが、カップル街道(勝手に呼んでました)なんです。これは旧佐久間高校からJR飯田線 中部天竜駅 までの裏街道なんですが、学校を出るとすぐに裏道に入れるんです。そこは2・3年しか通ることが許されない街道でした。ですからカップルの先輩が、彼女とイチャイチャしながら下校する場所だったんですよね。

そんな懐かし場所を、今日、母親の歯医者に行った時に通ってみたんです。もちろん、僕も3年生の時には使わせていただいた街道です。思い出はいっぱいあるんです。でも36年ぶりに通ってみると、ほとんど覚えていません(笑)この街道に五平と言って、五平餅と鍼灸を老夫婦が営んでいた店があって、学校帰りや行きに、そこに寄っていっぷくしていったんです。

寒い冬は五平餅を食べながら、タバコを吸ってこたつに入り、おばあちゃんと水戸黄門を見たこともあります。そんなちょっと親しみのある店があったのですが、もう何処にあったか分からなくなってました。でも街道を歩いてみると、なんとなくあの懐かしい青春時代が蘇ってくるから不思議です。

母親を待つ30分の時間でしたが、懐かしい時間を過ごすことができました。かなり空き家が多くなった中部の町を見て、人を見つけることができず、寂しくなったなって感じました。
8月12・13日(土・日)は、4年ぶりの中部のお祭り、花火大会では自慢の地割れスターマインもあります。お時間が空いている方は、見に来てくれたら嬉しいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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