フィフティーズな床屋, 仕事観, 床屋ネタ, 雑感
お客さんと心が通じ合ってるからこそできる営業時間外の仕事。
こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。
店の営業時間
僕の店の開店は基本は9時からなんです。でもお客さんからの希望で営業時間以外の、早い時間や遅い時間でもやることがあるんです。それはお客さんがその時間しかどうしても空いていない時や、急な用事(葬儀関係など)などの時なんですよね。
家族は「ちゃんと営業時間が決まってるんだからその時間内にしてもらえばいいじゃん」て言うんです。でもそのお客さんも申し訳ないと考えながら、予約をしてくれてるんですよね。営業時間内に予約をしたいんだけども、色々な都合で申し訳ないという気持ちが言葉で感じてくるんですよ。
営業時間外にくる予約
営業時間外に予約をお願いしてくるお客さんは、決して新規のお客さんや、その日だけ来店するお客さんではないんですよね。僕だって早い時間や遅い時間にやるのは好きではありません。でも僕を可愛がってくれているお客さんじゃないとそんな無理なことは言ってきませんし、もし付き合いのないお客さんなら僕も決して営業時間外にやることはしませんもん。
正直な話、今までは母親と一緒にやっていたので、時間内にできることが多かったんです。でも母親の調子もあり今は僕1人でやっているんですよね。そうするとどうしても時間以内に出来ずに断ることが多くなりました。そんなこともあり自分の中にある申し訳ないという気持ちも、そういった行動をさせているかもしれませんね。
心が通じ合うからこそできる時間外営業
どちらにしても営業時間外にやってほしいというお客さんは、実は僕にとって今まで長い間お付き合いさせてもらっているお客さんがほとんどなんです。そんなお客さんだからこそ僕にやってほしいと思うんですよね。そうでなかったら他の店に行けばいいんですもん。
でもあえて申し訳ない気持ちでくれる予約の電話は、お客さんの気持ちが凄く分かるので、僕の体の許す限り受けてあげたいんですよね。あまりにも無理な時間帯は受けませんけどね(笑)
今日は7時・8時と連続でそんなお客さんが来てくれました。2人ともどうしても午前中に行かないといけない用事があり、夜の仕事が終えるのが遅くなかなか来れないので、こういう形で予約してくれたんです。
決して好きで営業時間以外にやるわけではないのですが、心通じ合うお客さんが困っていたりしたら、僕の方から手を差し伸べてあげたいなって思いました。
この記事の投稿者
乗本和男