フィフティーズな床屋, 志多ら, 雑感
嬉しい出来事!和太鼓志多らの研修生が、メンバー試験に合格しました。
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
和太鼓 志多ら のメンバーのヘアースタイルを担当させていただいて、かれこれ30年を過ぎました。今思うと、色々な出会いと別れがあったんですよね。今でこそ公演やイベントで忙しく、自分たちの生活費を稼ぐことが出来ていますが、初期のの頃は、メンバーが食べていくにも大変だったんです。ヘアースタイルも、志多らメンバーの中に元床屋さんがいて、ほとんどその人がやっていて男性は皆さんスポーツ刈りでした。
ボクが実家の床屋を継いでしばらくすると、何人かのメンバーがヘアーカットに来てくれたんです。カットしながら話す内容は、とても大変な生活をしているってことでした。でも地元の人たちに応援してもらっていたおかげで、なんとか太鼓の練習をしながら生活ができていたんです。来店し始めてくれた頃から、だんだんと公演の依頼が来るようになったんですよね。でも自主公演は、なかなかお客さんを呼び込めるだけの力ないと出来ないので、そんなに大きな仕事はなかった感じでした。
段々と知名度も上がり、全国や世界を相手に公演を開催するまでに大きくなったんです。それから今までの間に、何十人のメンバーが入れ替わり入ったり出たりしたのか、ボクが知っているメンバーだけでもかなりの数です。それも大体に入団してから3年ぐらいで、メンバーが退団しているんですよね。そして毎年1〜4人ぐらいの人が入団してくるので、変わり方がすごく早いんです。
その理由に2年間の研修生としての生活があるんです。この間 は志多ら からいっさいのお給料はもらえません。自腹で生活をしながら、志多らのメンバーを目指して、練習とスタッフとしての活動をしていかなくてはいけないんです。この大変な研修生時代を超えて、2年後にやっとメンバーの試験があり、受かるとメンバーに慣れて舞台に立ち、お給料ももらえるようになるんです。少し前は准メンバーというのがあり、そこからまたメンバーの試験があったので大変だったんですよね。
そんな研修生の2人が、4月にメンバー試験に合格しました。パチパチです。その1人坂本くんがヘアーカットに来てくれてて、自分の想いとか、これから志多らでどんなことをやっていきたいか話してくれました。色々な熱い想いを持っているから、ボクも話していて力をもらっているんです。ただ最近の志多らにいえるのは、早い段階で退団する人が少なくなってことです。リーダの鬼頭くんをはじめ、志多らのなかでどんどん改革が進んでいるんだなって感じています。
とにかく 山口くん・坂本くん、メンバーに昇格をおめでとうございます。これから2人が新メンバーとして、新しい感覚で 和太鼓 志多ら を引っ張ってほしいです。またヘアースタイルのことは色々と相談してね。応援をしています。今年は公演を観に行きたいです。
この記事の投稿者
乗本和男