サインポールの修理をしてみて分かったことは、自分の出来る枠を決めないことでした。

こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。

床屋のシンボル「サインポール」

いくら大事に扱っていても形ある物はだんだんと劣化していき、ちゃんとメンテナンスしてあげないと、壊れてしまうんですよね。そんなことを床屋のシンボルの「サインポール」から学んでます。

床屋というと1番はじめに考えつくのが、クルクル回る青赤白のサインポールなんですよね。ほとんどの方がそう考えているんじゃないかな。だからすごく大事なシンボルなんです。僕も店を新しくする時にサインポールは付けるのやめようと考えていたんだけど、やっぱり床屋と言ったらサインポールだからね。小さいサイズのものを付けたんです。

調子の悪い「サインポール」

そんな新しいサインポールはなかなか調子が悪いことが多くて、1昨年の秋にモーターの音がうるさくなった時に我慢できず、新品と交換してもらったんですよ。あれから1年後またモーターがうるさくなったので、購入先の業者に電話したんです。

 

 

1昨年は保証が付いていたので、新品に交換できたんです。でもこの時にはもう保証期間が切れてるから、修理費が実費になってしまっているんですよね。でもこんなに故障というか、モーターの音がうるさくなるなんて、この商品自体に欠陥がると考えて色々聞いたんです。

そしたら問屋さんで親しくしてくれてる僕と同じ年の人が、こうやったら良いみたいだよって教えてくれたんですよね。それはサインポールの下についている主軸のモーターに、油を差すと良いということでした。

やってみたら出来るのも

その油もKURE5-56だと水ぽっい油すぎるので、少し硬めというかスプレータイプのグリースなんですよね。そんなのあるのかなって買いにいったら、ちゃっかりありましたわ「ハンディグリース潤」本当はサインポールなんて分解すると、組み立てるのが面倒かなって思っていたんですよ。それがやってみたら思い外簡単でして。

僕みたいな面倒くさがりやでもちゃんと分解することができました。思っていたより単純な仕組みになってなっていて、手軽に油差しができたんです。

なんでもそうですねー、自分でかってに思い込んで、これなら出来るとか出来ないとか、自分の枠を決めこんでしまっているんですよね。とりあえずやってみて、出来なかったらまた考えてみればいいのだから。そんなことをサインポールの修理をしてみて感じました。

それではまたー。

 

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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