ちょっと早めの節分、恵方巻きを作ってもらいました。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

2月というと節分を思い出すのですが、旧暦では1年の始まりになるんですよね。そのため節分は、立春の前日という意味があるのですが、江戸時代以降は立春の前日を節分とするようになりました。これは、冬から春に変わる時を1年の境としていたためで、節分には今の大晦日と同じ意味があったと言われています。

そんな節分は子供が小さな時には、休みの前に行い、お祭り騒ぎのように楽しんだものでした。ボクが、福豆を買ってくると付いてくる鬼のお面を被り、子供たちが福豆をボクにぶつけながら家中を回り、最後は玄関から逃げ出して「鬼は外、福は内」と大きな声を出してドアを閉める。そんな新しい1年の幸せを願って、楽しみながらやったものでした。子供が大きくなり家を出ていってからは、めっきりそんな風習もやらなくなってしまったんです。

でもそのかわり、その時には食べなかった恵方巻きを食べるようになったんです。前は母親に作ってもらいましたが、今は陽子が作ってくれるんです。陽子曰く、7種類の具材を入れないと恵方巻きにならないといってましたが、ボクがあまりごちゃごちゃ入っている太巻きは好きではないので、大好きな干瓢と玉子、ほうれん草と椎茸だけにしてもらいました。薄味な陽子には怒られましたが、干瓢はしっかりと味が染みてないと美味しいくないので、そこだけは濃いめにお願いしたんです。

仕事が終わり早速に作ってもらいました。まだ2月の節分ではないですが、早いだけならいいでしょう、ということで作ってもらったんです。酢飯のいい香りがして、良い海苔を使ったので、海苔の香りもたまらないんですよね。そしてちょっと大きめにボクのはしてもらいました。1本を丸ごと食べたいからなんです。口いっぱいの恵方巻きを、南南東に向いて、一気に食べ尽くす。大きすぎて、一気には食べれませんでしたが、ボリュームがあって美味しかったです。

色々な思い出が詰まった節分の風習ですが、今日は恵方巻きだけ食べて、2月3日の本番は福豆をまいて、立春のお祝いをしたい思います。今年の恵方巻きを食べる方角は、南南東ですので、気にして食べてみてくださいね。それではまた。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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