和太鼓 志多ら 創立35年 とヘアーサロン ノリモト との歩み。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

ボクが 和太鼓集団 志多ら(志多ら) に出会ったのは、それこそ実家の床屋の跡を継ぐために帰って来てからでした。ボクが帰って来てから32年経ちます。そう考えると、志多らとの出会いは30年以上前になるんですよね。まだ実家での仕事も慣れていない時に、同じ世代の若者との交流は、お客さんとしてでも凄く楽しかったし色々な勉強にもなりました。でも当時の周り人が志多らに感じることは、太鼓を叩いて生活ができるのだろうか?でした。

異色な雰囲気を放っていた志多らは、地元はもとより近隣の町の住民からも、少し不思議な感じになっていたでしょう。それにどうやって生活をしていたか、ご飯を食べれる状態なのか、みんな不思議がっていたんです。そんななかでヘアーカットは、社長の息子さんが床屋の修行をしたことがあったらしく、その人はメンバーの髪の毛をカットしていたんですよね。ですからしばらくの間は、ボクの店には来店していなかったです。

そして仕事も少しづつ増えて来た時でした。ボクが地元に帰って来てから1年ぐらいしてから、名前は忘れましたが、1人の志多らメンバーがヘアーカットに来てくれたんです。それから何人かのメンバーも来てくれて、気がついたら30年以上も志多らの男性メンバーのヘアーカットをさせていただいているんです。初めから数えると、約100人以上のメンバーのヘアースタイルを作らせてもらいました。

初めのうちは所得も低く、必ず領収書を持って行ったんです。個人では払えなので会社の経費として落としていたんでしょうね。本当にお金がなくて辛い生活をしながら、一生懸命に太鼓に打ち込んで、学校ツアーとか単独公演など、こなしていったんです。そのおかげでだんだんと知名度も上がっていき、公演のチケット代も初めは2000円くらいでしたが、今では4000円を超える金額でも、多くの人が来場する公園になりました。

ボクもハニーディップが落ち着いたら、5回分のチケットを持っているので観に行きたいです。本当に志多らのメンバーとのお付き合いは、これからもできたら嬉しいなって思います。今でも5人のメンバーがヘアーカットに来てくれています。舞台に上がるスターのヘアースタイルをやらせていただいて、本当に光栄だし誇りでもあります。

そんな志多らのリーダーである鬼頭くんが来店してくれました。鬼頭くんこそもう10何年のお付き合いになります。今では自慢の篠笛で個人演奏家として活動してもいるんです。今回も2月4日(土)名古屋公演・2月5日(日)半田公演を開催します。全席指定ですがまだ少し空いているみたいなんで、観に行ってくれたら嬉しいです。

鬼頭孝幸 和気あいあい篠笛公演

1月28日(土)〜2月3日(金)まで、和太鼓志多ら創立35周年を迎えて、名古屋のギャラリーMenio@メニコンANNEX で「コロナ時代を歩んだ演奏家たちの3年間」と題して、写真や動画や衣装などの展示をおこないます。ぜひ興味のある方はご来場してもらえたら嬉しいです。

イベント 志多ら展

これからも和太鼓志多らを応援していきたいし、またお客さんとしてもお付き合いをさせていただきたいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ