フィフティーズな床屋, 仕事観, 床屋ネタ, 雑感
ダンディーな40代からのヘアースタイル!ツーブロックのバリカンの厚みが大事!
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
40代を超えてくると、ヘアースタイルも落ち着いたものになっていく傾向にあります。もちろんその理由は、年齢と共に仕事や遊びでも、責任を持つべきポジションのなるからなんですよね。若い時みたいに、一途に突っ走ることから、人の意見や若者の意見を聞く立場になるからです。ボク的にはヘアースタイルとの相互性はないと考えていますが、ただ立場という概念から考えると、落ち着いてかつおしゃれなヘアースタイルが好まれるんですよね。
今回のお客さんも、ベリーショーとにいつもしていたのですが、冬になり少し長くしたいとうことで、上の毛を伸ばしていくツーブロックを紹介させていただきました。ただ本人も昔から短いヘアースタイルが多く、極端なロングは好まないんです。ですから短い時みたいに裾まわりをスッキリさせたい。これが第一の希望だったんですよね。
それなら上の毛は長く伸ばし、耳周りはスッキリとするツーブロックがいんです。セットもしやすいし、周りの方にも清潔感をアピールできるヘアースタイルなんです。ただこのツーブロックにする時に気をつけてほしいなって感じているのが、髪の毛がかぶさる、短い毛の部分なんですよね。
若いうちは正直な話、どんなヘアースタイルをやってもかっこいいんです。でも40代を超えてきたら、ヘアースタイルに重みを付けてほしいんです。
ある意味重量感です。髪の毛が重く見えた方がタイトな感じがして、ダンディさを醸し出すんですよね。今回も上の部分の長い毛は、毛先をシャギにしただけで、若い子のヘアースタイルみたいに、スキを多く入れないで、重量感のある感じにしました。そしてそれはバリカンで刈り上げた部分にも言えるんです。つまり2mm以下の短いバリカンでカットするのではなく、5mmといった少し厚めのバリカンでカットした方が、落ち着いてダンディらしく感じるんですよね。
これからもっと寒くもなるし、少し長めにしたい時は、こんなことに気をつけてくれたら嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男