101歳のリーゼント!まだまだ長生きして頑張ってほしいです。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

ボクが101歳になるまでには、あと46年間も時間があります。少年期や青年期の短く感じた時代とは違い、きっとその領域までいくまでが、とてつもなく長く大変な時間を迎える感じがします。そんなことを実践しているお客さんが昨日来店してくれました。今月の18日で、101歳の誕生日を迎えたんです。でも最近は、歩くのに凄く不安定な感じになってしまい、杖をついてもよろよろしてしまっているんですよね。

   

90歳の後半までは、しっかりとした足取りで、ヘアーカットが終わると、真っ直ぐに家には帰らず、女友達のところに遊びにいくくらいの元気があったのですが、100歳を迎えてから一気に弱くなったんです。本人も弱くなったダメだ!と少し弱気なことを口にするようになりました。実際にボクがヘアーカットをしながら、耳元で100歳になると生きているのが大変になる?って聞いたんですよね。そしたら「大変だ」って言葉が返って来たんです。

でもこのお客さんの凄いのは、耳がなんにも遠くないんです。ですから、普通の会話ができるんですよね。今日なんか、「耳が近くていいね。」って言ったら、「息子の方が耳が遠くてかなわん。」て言ってましたもん。大したものですよね。それになんとっても自分の携帯があって、もちろんガラ系ですが、自分で電話帳を検索して、電話番号を確かめて電話するんです。101歳ですよ。そんなことができる人がこの世の中で何人いるか聞いてみたいです。きっとそうはいないでしょうね。ただお客さんの雰囲気から、本当に今生きていることが辛い感じは少し分かるんです。

でも元気のいいお客さん、101歳になっても、お子さんが喜ぶリーゼントにセットしているんです。「いつもカッコ良くやってもらって申し訳ないです。」って言われますもん。101歳でリーゼントが似合う人ってそうはいないし、髪の毛があることが凄いなって感じています。でも昨日は息子さんに、「髪の毛がすくなくなったなー。」って言われてましたが、ボクがつかさず、101歳でこれだけあったら大したものです。ってカバーしておきました。

ここまで来たら115歳を目指してほしい。いつまでもおじいちゃんのリーゼントを作らせてね。また待っているよ。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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