ヤンキーからロカビリーに!20代ならロカビリーリーゼントが似合います。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

今回で2回目のご来店、なかなか気に入ったサロンが見つからなくて、1年間も髪の毛を切らずに来店してくれた颯太くん。高校の時からパンチパーマかアイパーでキメていたみたいなんです。そして学校の校則もなんのその、学校がヤンキー校だったらしく(パンチパーマは颯太くんだけ)ヘアースタイルは色々あったみたいなんですよね。

その中でもパンチパーマは規則違反丸出し、でもそこの学校の先生方は、ほとんどがその高校の卒業生なんです。ですから、パンチパーマをしてくる颯太くんは逆にVIP待遇で、他の校則違反の生徒たちとは違い、先生(元ヤンキー)に見逃してもらっていたらしんですよ。

そんな過去をもつ颯太くんは、21歳。ど若いじゃん!まさかのパンチパーマが似合う青年です。ボクたちの時代には、当たり前のようにいたパンチパーマですが、最近は濡れパンと名前を変えて人気が出ています。そして前回の来日でも、パンチパーマをかけさせていただきました。

パンチパーマといっても大きなアイロンで、大きな輪っかを作り、長めのリーゼントアイロンパーマを作りました。久しぶりのヘアースタイルに、ご機嫌に気に入ってもらったんです。でもやはり若いので、そう少しロカビリーなリーゼントにしようかってことで、今回ご来店くださいました。

前回はアイロンパーマをかけていたので、今回はカットだけにてロカビリー調な感じにしました。強くかかったパーマをアイロンの1液剤を使い、少し残るくらいにしたんです。それによってストレート感が生まれ、髪の毛の流れを作ることができました。

強烈に入った剃り込みが、フロントのポンパドールの高さと形を引き出してくれるんですよね。そして長めに残したフロントには、まだ少し残るアイロンパーマを使い、下に垂らすのではなく上にあげて、男らしさを強調したんです。

サイドはビシッとタイトに抑え流し、バックはダックテールに。そして高く作ったポンパパドールは、オールド感のあるロカビリーリーゼントのかなめに。頭のヘチをグッと抑えることで、存在感が増したロカビリーリーゼントも、颯太くんの新しいリーゼントにしてくれたら嬉しいです。次回は、フロントを垂らすブラックキャッツ風にしようね。
今回も、お遠いところをありがとうございました。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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