フィフティーズな床屋, 暮らし, 雑感
お祭りに来てくれた、テキ屋さんや移動販売を見て思ったこと。
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
町にお店があるって凄く大事なんだってことが、この前のお祭りに来てくれたテキ屋さんを見えそう感じたんです。お金って死んだら使えないよって、昔から冗談混じりの会話のなかで、つぶやかれて来ました。まさにその通りで、生きている時に使わないと使えなくなってしまうんです。
今年は3年ぶりのお祭りに来たテキ屋さんに、人々が集まって買っていたのを見ていたんですよね。不思議なもので、お祭りには値段が高くて、普段ならとても買わないと思う商品でも、安いというより気持ちよくお金を使いたいという思いが強くなるんです。ですからついつい買ってしまうんですよね。
そんなテキ屋さんも、本当に町のみんなを元気にしてくれるんですよね。お金を使ってものを買うということは、気持ちをウキウキさせてくれるんです。そんな無駄使いと言いませんが、町にお店がないところでは、こういったテキ屋さんが来ることで、みんなが笑顔になっているんです。
そして移動販売もそうですよね。毎週金曜日、JR飯田線 浦川 駅 の前に来てくれる「とくし丸. 杏林堂」の岡田くんが来たので、陽子に頼まれたものを買いに行ったんです。そして販売の準備をしていたら、電車を待っているおばあちゃんがやって来て、「なになに!帰るだかね!嬉しいやー」って大きな声を出して喜んでいたんです。店屋が浦川にはないので、なかなか自分で買い物に行くということがないんでしょう。欲しいものばかりで、買って持って帰れないって言って、嬉しそうに悩んでました。
そんなテキ屋さんと移動販売に集まる人を見て、やっぱりお店ていうのは、本当に人を元気にしてくれる。そんな店がまた浦川の町に出来たら、賑やかくなるのになって感じたんです。来店する古いお客さんも昔の浦川を知っているので、今の町の状態を凄く寂しく感じているんですよね。もう一度寂しくなった浦川の町にお店が出来て、周りの人を呼び込み、住民が元気になったら嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男