来年は開催できますように。JR飯田線 浦川駅前で開催される盆踊り。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

やはり盆が来ると、楽しみにしているのが盆踊りです。ご先祖様を家に迎え入れて、そしてみんなで踊り賑やかしをする。そんな感じの風習です。毎年 お盆になると有志の人と観光協会の方が、JR浦川駅前に提灯を飾り、ステージにできるトラックを借りて来て、それを櫓の代わりにして太鼓を叩き、その前で人々が踊っていたんですよね。そして若い人たちが、夜店を出して納涼祭の気分を盛り上げていたんです。そんな楽しく賑やかい盆踊りも、今年で3年間も開催することはありませんでした。

ボクにとって思い出のある盆踊りは、まだ商工会の青年部に入っていて、盆踊りの支度や運営のお手伝いをしていた頃です。その当時は、地元の小学校のグランドにナルか鉄パイプで櫓を建てて、1階では踊りを踊れる見本になれる方が踊り、その上では、太鼓衆が賑やかく太鼓を叩いていたんです。そんな太鼓衆のところに行っては、ボクも太鼓を叩かしてもらっていたました。当時はまだ20歳代でしたから、体力も気力もいっぱいあったんです。

そんな櫓の上には、大きな樽に水を引き、氷を入れて瓶ビールを冷やしていました。ボクも呑助なんで、このビールも目当てではあったのですが、なんと言ってもいヤグラの1番高いところで、太鼓を叩く気持ちよさが忘れることができなくて登っていたんです。曲がかかると早速、その曲に合わせて太鼓を叩きます。一杯飲んでいるので上手くもないし、リズムが外れて逆に踊り手さんも踊りにくい感じだったかもしれません。でもボクの場合、何曲も叩けるわけではなかったんです。

曲を知らないというのもあるんですが、床屋という仕事柄、手のひらの皮が柔らかいんですよね。豆ができることなんてしたことがないんです。太鼓を叩くときには太いバチを持ち、それで叩くのですが、夢中になると手に豆ができて、皮がむけてしまうんです。当時はお盆休みも少なく、終わったら直ぐに仕事でしたから、手のひらの皮が剥けると、熱い蒸しタオルとか、シャンプーをすることが出来なかったんです。そんなこともあって、だんだんと太鼓も叩かなくなったんですよね。

でもノリのいい盆踊りの太鼓や曲は、ボクたちを元気にしてくれます。今年は開催されなくて残念でしたが、来年こそはJR浦川駅前で、また賑やかくやってほしいなって思います。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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