安否確認!1人暮らしのお年寄りの家に、出張床屋に行って来ました。

 こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

男性が歳をとって、1人暮らしなんて、昔の人は出来ないと思っていました。だって昭和以前の男性は、とても亭主関白で、男尊女卑が強かったからです。料理や洗濯など家のことは、女性に全て任せていた人がほとんどだからです。ボクも小さい頃には、父親とかおじいちゃんに、「男がお勝手に入るもんじゃない」って怒られましたからね。そのくらい男性は家庭のことをやってはいけないって感じだったんです。でも歳をとり奥さんが先に旅立たれた男性は、とても悲しさと戸惑いが顔から溢れ出ていたんです。

今まで1回も料理や洗濯をしたこともないんだから、奥さんに先に旅立たれたらそりゃ困りますよね。まず何がどこにあるか分からないと思います。それに、どうやって料理をしていいいのか、洗濯機の使い方もきっと知らない人がほとんどでしょう。だから、とても困った顔をして来店してくるお客さんが多いんですよね。でもねそんなお客さんでも、どうしても1人暮らしになったら自分でやらなくてはいけないから、知らない間に、ちゃんと炊事や洗濯ができるようになっていくんです。だからボクも今のうちに、料理の片付けなど、洗い物などをやるようにしているんです。

さて今回のお客さんは、なんとお歳も今年95歳になった方なんです。もちろん、この歳になってしまったので、車の免許証は返納してしまっているんです。買い物は、宅配と最近では、移動販売者が来てくれるので、買い物は困らないとい思うんです。でもさっき書いたように、奥さんが先に旅立たれた時には、何も出来なくて、料理や洗濯に苦しんだでしょうね。でもそれから10年以上経って、今ではちゃんとご飯を作って食べて、洗濯も自分でやっているんです。それにお酒が大好きだからと、毎晩のように晩酌をやっているんです。息子に焼酎はやめろと言われたので、最近は日本酒を1合だけ飲んでいるみたいです。1合でも凄い。だって95歳ですもん。

そな客さんの家の土間で外の明かりを頼りに、ヘアーカットして来ました。約2ヶ月に1度電話をくれるので、そのスタンスで安否確認が出来ているんでしす。息子さんもたまには来てくれるみたいなんですが、でも1人で暮らしている時間が多いでしょう。ヘアーカットも終わり、この後他のお客さんが店で待っているので帰ろうとしたら、「暑いでアイスを1個食べていきな」って、小さな棒アイスをくれたんです。それから玄関で、できるだけお話をして帰りました。


やはり1人暮らし、こうやってたまに来る人と話すのが、楽しみなんだなって改めて感じました。おじいちゃん、また再来月くるから、それまで元気でいてくださいね。ありがとうございました。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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