移動販売も一緒。お客さんに選ばれるのは移動販売者の人柄だね。

 こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

田舎は若者が減り、お年寄りがどんどん増えていきます。そしてお年寄りは昔に比べて長生きをするので、人口は一気に減るわけではないんです。ある意味、新しい高齢者ビジネスを始めることができるそんな環境なんですよね。隣町の水窪町では、スマホをお年寄りに使い方を教えるビジネスをする人が、空き家をもらい店をオープンします。これからお年寄りも、LINEやスマホの使い方を知らないと、1人暮らしになる時に、不便な生活をしなくてはいけなくなる可能性があります。ですから、きっとこういったこれからの田舎では必要になるビジネスが発展していきます。

そんな老人ビジネスの中に、移動販売もあるんです。買い物をすることは、生活していくうちで1番大事なことです。田舎のお年寄りは車を持っている人は少ないです。というより、旦那さんが車の免許を持っているけど、奥さんは持っていない。でも女性の方が長生きするので、旦那さんが他界すると、買い物をしたくても車で街まで行けない。そして地元の町の中に商店があればいいのですが、無い場合は、不便な電車や宅配業者に頼んで、買い物をするしかないんですよね。

そして電車で買い物に行っても、荷物が多くなると持っていけないから、どうしても気持ちよく自分のほしいものを全て買うことができないんです。でも移動販売車が家の近くに来てくれたなら、それは自分が買いたいものを、思いっきり買うことが出来るんですよね。この買うという行動は、田舎の年寄り特に車を持っていない人には、ありがたい買い物ビジネスなんです。

今、浦川の町には、杏林堂さん(としくし丸)・マックスバリュー・農協・いくつかの個人販売がやってきます。地元では、有志が集まって野菜市を週に1〜2回開いています。これだけ来てくれているので、とても助かっていると思います。ただ毎日のように交代で来ると、買うものと買う移動販売車が決まってきます。どこの移動販売車も田舎で売れそうな同じ商品を持ってきます。どこも同じものを持ってくるのなら、自分が気持ちよ買い物ができる移動販売車で買います。その基準が、移動販売者の人柄なんですよね。

特に田舎のおばあちゃんたちは、人懐っこい方が多いです。世話好きで、自分のことより人のことを心配してしまうそんな方が多いんですよね。移動販売も、街にあるスーパーのように、ただ仕事だからとお勤めでやっているのでは、きっと田舎のおばあちゃんの心を掴めません。やはり人懐っこい、商売よりも人が好き、田舎のおばあちゃんと話すのが好き。そんな移動飯場者の方が、これから田舎の高齢者ビジネスを盛り上げてくれます。ボクは移動販売者の方をあまり知りませんが、杏林堂(とくし丸)の岡田さんは、人柄もよく人懐っこくて、田舎のおばあちゃんの人気者になるなって感じました。

移動販売者も人柄を良くして、田舎のお年寄りの人気者になってくれたら嬉しいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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