エルヴィス・プレスリー, オールディーズ50', オールディーズ60', フィフティーズな床屋, ロカビリー, 仕事観, 床屋ネタ, 雑感
オールディーズを感じるリーゼントは、ウエット感があるといい!
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
色々なリーゼントを作ってみて感じるのは、テカリがどのくらいあるかないかが、大事だなってことなんです。ボクも普通にリーゼントを作る時には、ほとんどハードスプレーで固めて形を作ります。でもそれだとどうしてもリーゼントに欲しいウエット感(テカリ)を付けにくいんです。本当はコテコテのポマードを使い、べっとりと塗り付けてやると良いのですが、ウェットが強すぎてフロントの高さを出しづらいんですよね。
そのためにボクは、必ずフロントのセットは1番最後しにて、サイド・バック・トップの順に作っていくんです。このフロントのポンパドールの高さを作るのに、湿気のないハードスプレーが1番使いやすいんですよね。サイド・バック・トップはしっかりとポマードで抑えて、崩れないように後からハードスプレーをやって、しっかりと形を作っておきます。ただ気をつけてほしいのは、ハードスプレーは1度かけると形を変えにくいので、ちゃんと型をイメージして作らないと大変なことになっていまいます。
でもね、さっき書いたように、リーゼントってテカリのある方がカッコいいし、オールディーズ感がハンパなく感じることができるんです。ですからボクも使える人には使わせてもらっています。全体にポマードをつけてリーゼントを作れる人の髪質は、ある程度硬くで直毛、そして毛量は多いということなんです。ただ気をつけてほしいのは、あまりにも硬く毛量の多い人は、髪の毛を長くしてやらないと、髪の毛が跳ねてしまいタイトなサイドやトップが作れないんですよね。そのためにジェルとポマードを混ぜたり、ポマードも油性と水性を混ぜたりして、自分の髪質に合った整髪料見つけ作ってほしいです。
どちらにしてもキモはポンパドールの高さをどうやって出すかです。自分の髪質を知り、どの整髪料が自分の髪質に合うのか。しっかりと見つけて楽しんでほしいです。基本はテカリ、ウエット感を出してみてください。
この記事の投稿者
乗本和男