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リーゼントは、毛量・髪質 を理解して作り方を考えた方がいい!
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
リーゼントにしてほしいと、来店してくれるお客さんのなかで、自分ではなかなか上手くリーゼントを作ることが出来ない方もみえるんです。その理由は慣れていないということが1番大きいんですよね。昔からやっていた人は、自分の髪質や毛量に合った整髪料を探して使い、どうやったら自分の髪毛で上手くリーゼントを作れるか知っているんです。でもリーゼントに憧れて、最近 初めてリーゼントにした人は、自分の髪の毛をどういじれば、カッコいいリーゼントができるか、まだ分かってないんです。

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リーゼントを作ることを慣れている人でも、時間がかかる場合があるんです。それは髪の毛の毛量や毛質によって変わってくるんですよね。

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特に髪の毛の量が多くて硬い人は、髪の毛がいうことをきいてくれません。ですからとても時間がかかるんですよね。いくら強烈な強いセット力のポマードやジェルを使っても、ポンパドールを上手く作ることができないんです。サイドとトップはセット力の強いポマードでタイトに抑えます。

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しかし高いポンパドールを作るには、スケルトンブラシで、根元を起こし(起こして熱を加えたら5秒間冷ます)次に自分作りたい高さのところで、ブラシを髪の毛を折り熱を入れて冷やし(熱を加えたら5秒間冷ます)て、ある程度の形を作るんです。そして気に入った形のポンパドールが作れたら、スーパーハードスプレーを吹きかけて、手で形を作りながら固めていくんです。するとサイドとトップがを抑え、高いポンパドールのリーゼントができるんです。

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そしてリーゼントを作るのに苦手な毛質のクセ毛の方(カーリーぽい人)は、絶対にポマードやジェルを使う場合は、ハードスプレーで固めた後に、サイドとバックに付けるだけにしてください。ウェット感のあるものを付けると、クルッとカールになってしまいます。そしてリーゼントを作る時にも、必ずしっかりブローして、カールを伸ばしてからリーゼントを作ってくださいね。きちっとリーゼントのヘアーカットになっていれば、簡単にセットが出来ます。

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髪の毛が薄い人(細い人)は、やはり癖毛と同じように、ハードスプレーを中心に使い、抑えたいトップとサイドだけポマードをつける方が上手くリーゼントができます。必ず熱を加えたら冷やす。これを忘れずにやり形を作り、あとはハードスプレーで固めてください。

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1番作りやすいリーゼントの髪質は、少しクセ毛で毛量がある方です。そんな方はポマードやジェルを使い、仕上がったリーゼントにハードスプレーをかけて仕上げると、艶感のあるリーゼントができると思います。
簡単に、毛質や毛量によるリーゼントの作り方を書きましたが、また詳しく聞きたい人は、リアルに話したいので、ボクの店に来店してもらえると嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男