フィフティーズな床屋, 佐久間町の紹介, 暮らし, 雑感
佐久間町でクマを目撃!むやみに山に入らないでくださいね。
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
今日の佐久間恊働センターからお知らせがありました。
「昨日、佐久間・下平地内において、クマの目撃情報がありました。周辺地域の方は、十分注意をしてください。」
ボクが住む浦川地区の出馬地内でも、熊が民家の近くに出没して、警察官が来たのですが何も手立てが出来ないみたいですた。このクマというのは、保護的に法律で守られていて、むやみに駆除をすることが出来ないみたいなんです。人間が被害を受けたら、きっとそのクマを駆除できるとは思うのですが、クマの出没は、ボクら住民にとってあまり気持ちのいいものではありません。
ここ何年かはクマだけではなく、鹿の出没が目立って来ました。鹿は繁殖力が強く、山の中に天敵がいないと、どんどん増えていくんですよね。数が増えたことで、山の食料も少なくなってしまっているかもしれません。やたらと人里に出て来ては、畑を荒らし、玄関先に咲く花を食べてしまうそうなんです。都会の人は鹿を見ると、可愛いなんていう方が多いですが、大人のオスの鹿は立派な大きなツノを持っていて、体も大きく気をつけないと車も傷けられ、人もケガをさせられることになりかねません。
ボクがまだ子供の頃は、こんな野生動物が人里に出没するなんてなかったんです。でも山に人が住まなくなってから、どんどん山里に野生動物が出没して来ました。昔は材木の景気が良くて、山で働く人が多く、山の高い所に部落を作り、そこから山の木の伐採などの仕事をしていたんですね。それだから、まだ奥深い山の中でしか野生動物は生息してなかったんです。それが山で働く人が減り、便利の良い山里に越して来たため、山にあった部落は消滅して野生動物の行動範囲が広くなったんです。
今では鹿は夜遅くなると、普通に道路で遊んでいる時がります。それに突然飛び出して来て車とぶつかってしまい、車が大破してしまうこともあるので気をつけているんですよね。確かにクマの出没は、ボクたちの生活に恐怖を与えますが、シカやイノシシ、サルの方が、人間の住んでいるエリアに入って来ているので、どうにかしてほしいなって感じています。もっと民家が無くなり、人が数が減ってきたら、きっともっと大変なことになるような感じです。人間のためにも、野生動物のためにも、お互いが幸せになれる良い方法がると嬉しいなって思います。
この記事の投稿者
乗本和男